ターナー展 | あさひのブログ
京都文化博物館のターナー展へ行ってきました。


若い頃から晩年の作品まで大きく四つに分けて展示してあります。ポスターを見ててっきり油彩だと思っていたら作品の多くは水彩で、他に版画も多く集められてました。

序盤は街や農村を描いた"ザ・風景画"で、写真のように精密だけど正直これといってピンとくるものはなく。しかし次の海や港を描いたものを集めた区画では一転して動きのある画に。激しい波しぶき、強い風を受けて膨らむ帆、木造の船のぎしぎしときしむ音が聞こえて来るかのような迫力!この波の力強さを描けるのはやはり油彩だろうと思うのに多くが水彩で描かれていてそれがまた驚き。次のイタリアや山を描いたものを集めた区画ではまるでタッチの違うもやもやとした抽象的な画になっていて、随分と画風が変わっていった画家だなぁと思いました。
意外と色の少ない、単色の版画やテーマカラーで統一されたような絵の方が個人的に好きでした。特に版画では精密に重ねられた細かい線で荒々しい波の動き、強い風、雲の合間から差し込む太陽の光といったものが全て表現されていて、白黒なのにフルカラーで見ているかのようなリアリティ。

中盤からは10センチ四方くらいの小さい作品がけっこう多くて、人がそんなに多いわけではないけど見るのに並ぶ必要が…。


ターナー 風景の詩(うた)
2/17(土)-4/15(日) 京都文化博物館
4/24(火)-7/1(日) 東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館
7/7(土)-9/9(日) 郡山市立美術館

京都文化博物館
市営地下鉄烏丸御池駅徒歩3分。