中国語でドラマを見る-軍師聯盟 #14 | あさひのブログ
「大軍師司馬懿之軍師聯盟(全42話)」のあらすじ。
中国語版のざっくり解読なので間違ってるところもあるかもしれません。


[第二十九集]
仲達は妻とは大変仲良くやっているので妾は不要だと言うが柏霊筠は自分を受け入れなければ皇帝の疑心を招くと逼る。大きな功を成したのにそれ相応の褒美を受けねば何か裏があると疑うものだ、ここは馬鹿のふりをして女や金といったわかりやすい褒美に喜んでみせるのが得策だと話す。仲達は子桓が自分を疑ったりこんなやり方をするわけがないと抗弁する。しかし柏氏はベッドに居座り、あげく陛下の聖旨を受けよと言い出す。どこに聖旨があるというのだ、仲達が呆れているとなんと柏霊筠は本当に聖旨を取り出して見せた。仲達は平伏する。そこにはたったの四文字「攻克乃還」(攻め取って帰れ…ここでは「抱けよ」というニュアンス)と書かれていた。子桓がニヤリとする顔が目に浮かび仲達は苦々しくも万歳を唱える。しかしこの聖旨を受ける資格はないとひたすら拒み続け、柏氏もついに根負けし部屋を出て行った。厄介な事になった…仲達は汗をぬぐう。

子桓が都へ戻って来た。妃や子供たちが出迎えるが、子桓はお気に入りの郭照だけを残して下がらせる。郭照は仲達が失踪し義姉は一睡もしてないと訴える。子桓は仲達の居場所を教えるがそれを張春華に教えるなら今夜は夜伽に上げない、義姉と自分のどちらかを選べと迫る。郭照は子桓の握る手を放し目に涙を浮かべ退室していった。子桓はため息をつく。

今日も柏霊筠は仲達を解放してくれない。早く仕事に戻らないと業務が滞ると訴える。柏氏は琴の音を聞けば心の内がわかると陛下に教えられたので弾いて聞かせなさいと言う。仲達が琴を奏で始めたその時、春華が剣を片手に乗り込んできた。最悪の展開だ…。春華は琴を蹴り上げ仲達を殴り、さらに柏氏に詰め寄ろうとするのを仲達がなんとか押しとどめて家へと連れて帰った。

仲達は妻に平伏して事の次第を必死に説明する。あの女はただの女じゃない、陛下が下賜した女だ、無下に扱うことはできない…しかし怒り狂った春華の耳には全く入らない。その大喧嘩の声を聞いて息子の司馬師(子元)がやってきた。父は床に這いつくばり母は机の上に座り片足立てて閻魔のような形相…みっともない姿を子供に見られ二人は慌てて落とした簪を探しているところだと言い繕う。が、子元は父が浮気するわけがないと擁護して戻って行った。しかしなお春華の怒りは収まらない。

[第三十集]
大喧嘩の声を聞いて今度は司馬昭(子上)がやってきた。父は床に這いつくばり母は般若の形相で仁王立ち…「父さん何やってるの?」「か、母さんが落とした簪を探してるんだよッ!」
子上もやはり父が浮気するわけがないと擁護し戻って行った。絶対あの女とは何もなかったと言う仲達と、絶対に信じられない春華は激しい言い合いに。今度は侯吉がやってきて仲達を擁護するが二人の喧嘩は収まる気配はない。

翌朝、顔に青あざを作った仲達がやって来て子桓にあの賜り物は受け取れないので完璧帰趙した(※昔趙国の使者が璧という宝を隣国へ持って行き傷一つつけることなく無事持ち帰った。柏霊筠には一切手を触れることなく帰ってきた、の意)と言う。子桓は聖旨に従わないのかと迫る。妻が怖くて孫権や劉備と戦えようか!しかし仲達はどーーーーぉしても無理と平伏したまま動かない。

「九品官人法」が施行され尚書台には早速大勢の志ある者が試験を受けにやって来た。そこには鍾会や、あの下っ端役人・鄧艾の姿もあった。
鍾会が自己紹介で廷尉の息子だと言うと面接官の顔色が変わり、揉み手擦り手で慇懃に見送りまでする始末。鄧艾の番がやってきた。しかし彼は吃音症があり自己紹介すらうまくできない。いらついた面接官は彼を追い出した。肩を落としとぼとぼと帰っていく鄧艾の姿を見た鍾会は、投げ捨てられた彼の書を拾い持ち帰る。

司馬府に柏霊筠が押しかけて来た。彼女とて陛下の命令で逆らうことはできないのだと言われ、仲達は困り果てて春華を説得に。柏氏はただの女ではなく子桓が自分を監視するためにつけたスパイなのだ、これを断れば異心有りと疑われる。しかし春華は納得しない。仲達は彼女を司馬家に入れても彼女の部屋には行かないし会わないと言うが、春華はそんなこと不可能に決まっているし世間は司馬懿が妾を取ったと見るに違いないと言う。世間体と言うなら陳群なんて三人も妾がいるが悪評なく妻とも仲良くやってるじゃないか、そう言うと春華は他人が羨ましいだけでしょと吐き捨てる。陛下が妾を与えたいならまず私に男妾を与えることねと言い、すると仲達も怒ってあの汲布を男妾に欲しいのかと言ったのが春華の逆鱗に触れ白粉箱で思いっきり殴られた。
ここは司馬府、おれが主だ!仲達は白粉で顔を真っ白にしたまま柏氏を西の離れへ案内する。ところが春華が子供たちを引き連れて乗り込んできた。春華や子上は剣を抜いて柏氏に突きつける。彼女を殺したら皇帝への謀叛を疑われ司馬家全員の首が飛ぶ!叔達や侯吉の制止で春華はやっと剣を下ろすが、仲達が勢いあまって柏氏の聡明さを見習えと言ってしまったため春華はまた激怒し仲達を追い回す…。

[第三十一集]
鄧艾の書いた屯田策に感動した鍾会は彼に会いに行き、父に紹介しようと説得する。そこへ県令から召喚令が。鄧艾が試験に通り御史中丞の面接があるというのだ。さすが司馬懿は見る目が確かだ、鍾会は改めて敬服する。
その司馬仲達は…頬と額にあざをつくって御史台で黙々と仕事を続けていた。彼の家庭事情を知った陳群は、昔から三従四徳(女は親や夫、子に従うべし)と言う、妾に怒って夫に手を上げるような嫁にはおれがガツンと言ってやると言い出した。二人は「攻克乃還」だ(絶対勝って帰る、の意)と司馬府へと向かう。
春華は一日中部屋にこもりきりで食事も摂ってないらしい。説得に行った陳群は困り果てた顔で出てきた。あれが一日食べてない奴か?振り向いた彼の頬にはひっかき傷がくっきり残っていた。説得しようにも二言三言発しただけで手を上げてきたのだ。ムリムリ…彼女には三従四徳のかけらもない…二人は諦めて戻る。

柏氏は春華が一切の食事を拒否し寝込んでると知り見舞いへ行く。御史中丞が自分を娶るのは恋愛感情ではなく仕事のため、自分の命と家族を守るためだと言うのだが、春華はその理屈がわかっていてもどうしても受け入れることができないというのだった。

家に帰るのが嫌で尚書台にこもっている仲達の元に子上がやってきた。母はもう四日も何も食べず寝込んでいる、その話を聞いて仲達は飛んで帰る。
春華はあの女を家に入れるくらいなら死んだ方がましだと言う。仲達は自分が長年頑張って来れたのは家族を守るという使命があったためで、春華がいなくなれば自分も生きていく意味を失ってしまうと話す。そこへ柏氏がやってきた。柏氏は皇帝陛下に直訴して命令を撤回してもらうのでどうか安心して欲しいと言って司馬府を出て行った。
「やったぞ、見ろ、おれの計画通りだ!」(※嘘)仲達はにんまりして春華の手を握る。

曹一族は眷属800人に試験を受けさせたのだがことごとく落とされた。曹真は司馬懿が政権を握るのに有利な者だけを選別していると憤慨、落とされた者らに尚書台へ抗議に行かせて司馬懿の業務を妨害しろと命じる。

柏氏が仲達の妻に追い出されて帰って来たと知って子桓はやはり機嫌を損ねる。見計らったかのように郭照がやってきた。郭照は仲達や義姉を赦してほしいと言うが、子桓は義姉に柏氏を受け入れるよう説得するのがお前の役目だと言う。郭照が拒否すると子桓は怒って郭照を冷宮送りにし、柏氏を司馬府へ帰し張春華は夫に一切口出しせぬようにと聖旨をもって命じた。もし張春華が従わぬとあれば離婚させよ、と。

出勤しようとする仲達の前に聖旨を持った侍従がやってきた。司馬懿と張春華に柏氏を受け入れるよう命ずる…その聖旨に春華はひるむことなく従わないと言い放つ。仲達は妻が受け入れないので仰る通り離婚しましょうと答え侍従は狼狽する。そこへ陳群がやってきて、尚書台が大騒ぎになっていると仲達を呼びに来た。

[第三十二集]
司馬懿と張春華が聖旨を受け入れないと返答したと知った陳群は驚く。もし仲達が聖旨を受け入れなければ出せと言われた新たな聖旨を預かっていたのだ。そこには「聖旨に従わないのであればこれ以上国を補佐させることはできない、即刻罷免する」と書かれていた…仲達も春華も蒼白になる。
陳群はこれまで新制度のために頑張って来た自分や支持してくれた朝臣、国民の努力を一個人の愛憎で無にするのかと説く。そして春華にも勇気を出して、国のためにどうか耐えてほしいと訴える。春華は涙を流し全て夫に任せると答えた。
仲達は聖旨に向かって平伏し、陛下への忠誠は変わらないながらこの度の命には従うことはできず苦渋の決断ながら辞職すると宣言した。家族らも皆真っ青に。しかし春華はとうとう、自ら聖旨を受けると告げた。
いやもうおれは辞めるといったんだ!仲達がおおげさに怒って暴れるのを父や弟が取り押さえ聖旨を手に持たせる…すべては春華にうんと言わせるための芝居だと知った侍従は呆れて帰っていった。しかし仲達は愛する妻に苦しい思いをさせる結果になったことに悲憤するのだった。

尚書台に押しかけてきている者らは、鍾会が父親のコネで合格した、不当だと訴えている。仲達は鍾会を呼び、申し訳ないが彼らを納得させるために再試験を受けてくれと言い鍾会も快諾する。
尚書台での面接を受けた鄧艾だが緊張してうまく喋れない。何をどもっているのだと怒られ飛び出していく。彼は幼馴染の子夜を連れて戻って来た。子夜が手を握ってくれて落ち着いた鄧艾は屯田策を説明し始めた。仲達は鄧艾のその才能に驚く。
と、陳群が鍾会を連れて戻って来た。皆の前で再試験を受けた鍾会は見事にその知識才能を証明し不当を主張する学生らを黙らせた、素晴らしい才人だ!興奮する陳群に仲達は鄧艾の屯田策を描いた図を見せる。陳群は目を見張り、鍾会も鄧艾を見て微笑む。


[A] 司馬懿(仲達)
御史中丞。鋭い洞察力の持ち主。
[B] 張春華
仲達の妻。元は江湖の剣侠のようだ。
[C] 柏霊筠
子桓の命で仲達の妾となった美女。その実彼の監視役。
[D] 曹丕(子桓)
魏国王。その育った境遇からとても疑り深い性質。
[E] 郭照
魏王の妃嬪。張春華と義姉妹の契りを交わしている。
[F] 陳群(長文)
尚書令。「九品官人法」の発案者。
[G] 曹真(子丹)
鎮西将軍。子桓の片腕の将軍。仲達とは昔からうまが合わない。
[H] 鍾会(士季)
廷尉・鐘繇の息子。仲達を策士として尊敬している。
[I] 鄧艾(士載)
下っ端の小役人。吃音症だが幼馴染の小夜とは不思議と普通に喋れる。


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