「大秦帝国之崛起(全40話)」のあらすじ。
ざっくり解読なので間違ってるところもあるかもしれません。
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[第四十集(最終回)]
嬴稷(エイ・ショク)は周の西公に手紙を出し離宮に招待する。にこやかに出迎え、そして周の天子の位を譲渡しろと言う。唖然とする西公にエイ・ショクは譲位が嫌なら簒奪でもよいと告げる。どのみち周は滅ぼすつもりだからおとなしく従えば命までは取らない、また西公が事を穏便に済ませてくれたら周を滅ぼした後も私有地はそのまま引き継がせてやろうと迫る。西公は震え上がり言われるがまま周都へエイ・ショクを案内する。宮殿に着いたちょうどその時、周天子が崩御した。
そんな事は知らない東六国の王らは周都にていかにして秦を攻めるか会議を行っていた。そこへエイ・ショクと西公が姿を現す。驚く諸王ら。
六王らは世界の平和を乱す秦を無くさなければ世の中の戦はなくならないと主張するが、エイ・ショクは自分が天下統一すれば戦はなくなり平和な一つの国にまとまると応える。そして周天子は逝去し周王朝は滅んだと宣言、新たに自分が天子となり、各国が属国として仕えるなら丸く収まり世の中は平和になると言う。六国の王らは(指名されたわけではないのに)自ら天子を名乗るなど傲慢にも程がある、絶対に認めないと反対。エイ・ショクは汾城の戦いでもし連合軍が勝てば秦は列国にひれ伏し二度と東へ侵攻せず賠償金も全て支払うと公言、20万の兵で戦うが相手になるか?と挑戦状を叩きつけた。趙王を筆頭に、秦が勝てば天子と認め従属する、負ければ秦は城も割譲するという条件で皆参加する。
だがエイ・ショクが去った後、秦軍20万という数に恐れを成した魏王が降りると言い出した。他の諸王らもうろたえる。
エイ・ショクは周の天子の象徴である九鼎を目にする。かつて兄の武王は周天子の挑発を受け無理してこの鼎を担ぎ上げたために体を壊し亡くなった…これは兄の血がしみ込んだ鼎だ。エイ・ショクはこの鼎を秦へと持ち帰ることにする。
10日後、秦軍は汾城へ一気呵成に攻め込みあっという間に城を制圧した。秦軍20万に対し連合軍は10万しか兵を集められなかったのだ。
エイ・ショクは六王を前にして、圧倒的な兵力の差、武器設備の質の高さ、糧食の豊富さから見ても勝負はあらかじめ分かっていたことだと告げる。六か国が力を合わせてもなお秦には遠く及ばないのだと。秦は百年かけてこの力を身につけた、一朝一夕ではない綿々と受け継がれてきた努力の結果なのだと。
六王らは渋々ながら従属を認める。
エイ・ショクの前に范雎(ハン・ショ)、王稽、鄭安平の三人が引き出されてきた。エイ・ショクはハン・ショの鎖を外し席を設け酒を差し出し、わしはついに天子になったぞと乾杯を交わす。ハン・ショは黄泉の国から秦の繁栄を見守りますと答える。ハン・ショの飲んだ酒には毒薬が入っていた。半刻もすればその毒が回るだろう。エイ・ショクは自らハン・ショの手を引き送り出す。
王稽と鄭安平はその後宮殿の前で処刑された。
天子即位の儀式の後、エイ・ショクは六王に言った。秦の属国になるのが不本意だと思うなら思えばよい、だが今後秦に逆らおうなどと考えるな。秦は必ず六国を滅ぼす、天下統一はそれでしか成し得ないのだから、と。
六王らは憮然として帰る。エイ・ショクは息子の柱太子に、六国は必ず報復にやってくる、必ず滅ぼさねば秦国に安寧の道はないのだと説くのだった。
その後まもなくエイ・ショクはこの世を去った。
その31年後、彼のひ孫の嬴政(エイ・セイ)が中国を統一する。(終)
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→インデックス
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総括。
いやーードラマが無ぇッ!
事実だけを追ってる歴史教材みたいな作品でしたっ。(´Д`;)
完全に「縦横」の続編で、「縦横」ファンには楽しいけど単体ではとってもキビシイ!
宣太后や屈原の苦悩は前作見てないと意味がよくわからないと思う。蘇秦が思いを寄せてた燕公主って何者?こんなイケメンを虜にするほどの美人でもないのに!?って思うよね…わかるよ…完全に「縦横」ファン向け。
序盤は宣太后とエイ・ショクの親子の確執を描くという観点からまだ面白いけど、宣太后がいなくなるともう視点がバラバラで何を描きたいんだか…主人公であるエイ・ショクの心情が全く描かれない。王の苦悩とかそういうの、ないの?
そういう意味では白起を悲劇の英雄として描きたかったという意図はよくわかった。じゃあもう最初から白起を主人公にして彼目線で歴史を追って、エイ・ショクは悪役でも良かったじゃん。エイ・ショクのワルさがまた中途半端というか、ただのワガママ王なのよね。同情できないし好きになれない。
これといって魅力的なキャラがいなくて(蘇秦はイケメンだけどキャラ的に地味)、沢山出て来るけど一瞬でいなくなるっていう…史記を忠実に追おうとしたのはわかるけど、淡々とし過ぎてて面白くない。范雎や平原君あたりでもうちょっと遊んでもよかっただろうに。
視聴率は終盤はまあまあ良かったみたいだけど、続編作られるほどの反響があるかどうか…。
日本語版は、多分作られないでしょう。よっぽどの中国戦国時代ブームが来ない限り…。