中国語でドラマを見る-大秦帝国(第三部:崛起) #2 | あさひのブログ
「大秦帝国之崛起(全40話)」のあらすじ。
ざっくり解読なので間違ってるところもあるかもしれません。


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[第三集]
嬴稷(エイ・ショク)が秦王に即位してから三年は、母・宣太后と叔父・魏冉(ギ・ゼン)が摂政政治を行ってきた。エイ・ショクは王とは名ばかりで全てを母が仕切ってしまうため、すねて自堕落な生活を送っていた。
ある日楚国から同盟を強化するため婚姻関係を結ぼうとの申し出。それを宣太后は二つ返事で引き受けた。自分の意見も聞かずに伴侶まで決めてしまう事に怒ったエイ・ショクは母と大喧嘩。そして反発する自分の事が気に入らないのなら廃位して他の奴が王位につけばいいと母を罵るのだった。

大将軍・魏ゼンの40歳の誕生日を祝って祝宴が開かれる。だがエイ・ショクはまだ部屋にこもっている。叔父の嬴疾(エイ・シツ)が出席を促しに来た。エイ・ショクは叔父に、王という身分は何一つ自由にならずこんな事なら辞めたいと吐露する。エイ疾は、その言葉は今まで秦国のために命を捧げた将士らや国民に対してあまりにも心無いものだと言って聞かせる。

秦国に人質として預けられている楚国の芈横(ビ・オウ)太子は街中で秦の大臣とどちらが道を譲るかで喧嘩になり、人質のくせにと罵倒され殴る蹴るの暴行を受けた。横太子は報復のため魏ゼンの祝宴会場に乗り込み秦の大臣を殴りつけ殺してしまう。現場に居合わせたエイ・ショクは憤慨し剣を突きつけ、周囲が止めるのも聞かず楚との同盟は解消だと皆の前で宣戦布告してしまった。
朝議で宣太后は先のようなふるまいは軽率だと諌めるが、エイ・ショクはやはり母に反発する。魏ゼンはならば楚の国境へ軍を進めて威嚇し、楚が謝罪するならよし、歯向かうなら戦おうと提案、そしてその軍を率いる将軍にエイ疾を指名する。高齢で病がちな叔父をエイ・ショクは心配するがエイ疾は引き受けるのだった。

左丞相・甘茂はこの所の宣太后と魏ゼンの専横ぶりに身の危険を感じ、秦を離れることに。秦に滞在している燕国の使者・蘇秦に会い、彼の勧める斉国へ行くことにした。

はたして秦は楚と戦になったが秦が圧勝し楚は講和を求めてきた。だが高齢のエイ疾の体は遠征に耐えられず、帰国して間もなく息を引き取った。
エイ疾は出発前にエイ・ショクに、エイ公家に代々伝わる穆公の剣を授け言った「皆が心をひとつにすれば、成せないことはない」。今エイ・ショクは叔父の言葉を思い出す。好きで王族に生まれたわけではなくとも王であることは事実でありその責務があるのだと、時につらく冷酷なものであっても、国民を守るために最善最良の選択をしていかなければならないのだと…。

[第四集]
エイ疾が世を去り甘茂はこの所姿を見せない。エイ・ショクは斉国の名宰相と名高い田文のような参謀が必要だと考えていた。
甘茂が蘇秦を連れて宣太后とエイ・ショクに面会する。蘇秦は一通の文を宣太后に渡す。それは燕国の姫狐公主による紹介状だった。斉国との戦いで夫を殺された姫狐公主はその後病にかかり余命いくばくもない頃にこれを書いたようだ。姫狐公主とは誼の浅からぬ宣太后はすぐに蘇秦に職を与えようとするが、蘇秦は今回は文を届けるために来たので改めて挨拶にくると言って帰って行った。エイ・ショクは自分の参謀に相応しそうな人材が現れたとほくそ笑み、その夜お忍びで蘇秦の宿を訪れる。そして蘇秦に力になってほしいと持ちかけるが、蘇秦は今の状況ではまず数え切れない功のある魏ゼンに宰相の位を授けるのが道理であり、今他人がその地位につけば宣太后らと亀裂が生じ国がまとまらないと説く。蘇秦はエイ・ショクに甘茂が職を辞して斉国へ行くつもりだと伝え、斉国よりも好待遇で呼び戻すべきだと告げた。

甘茂は斉国へ去って行った。エイ・ショクは二人の弟・嬴芾(エイ・ハイ)嬴悝(エイ・カイ)と大臣の韓聶に甘茂を連れて帰ってこいと命じる。宣太后は宰相不在では国が動かないと言い、暗に魏ゼンを宰相にするようにと再三進めるが、エイ・ショクは意固地になってうんとは言わない。

斉国には名宰相と名高い薛公・田文がいる。だが実のところ斉王は自分より名声の高い田文のことを苦々しく思っているのであった。
蘇秦は燕の使者として、韓聶は秦の使者として同時に斉王と宰相の田文に面会する。そして甘茂を秦に返すべきだ返す義理はないだのと討論になる。斉王は蘇秦だけを別室に呼んで秦の真意を尋ねてみる。すると蘇秦は、甘茂は秦の勢力争いに嫌気がさして、名君である斉王に仕えたいと言ったのをこの耳で聞いた、そして自分もまた本心は燕王ではなく天下をとるべき斉王に仕えたいと思っていると言う。

韓聶ら秦使節は田文の屋敷に招待された。薛の地を治める田文の周りには常に士気の高い人々が溢れている。なんでも田文は才能ある人には貴賤を問わず、惜しみなく出資をすることで人々から敬意をもって親しまれているのだそうだ。
その夜、韓聶は田文に今回の訪斉の真意を告げる。表向きは甘茂を取り戻しに来たのだが実は王の極秘の命令で、田文その人を秦の宰相として迎え入れたいと打診に来たのだ。斉王の視線が痛く感じてきている田文はその申し出にまんざらでもない様子を見せるが、ただ現在秦国は楚国と組んで斉国と敵対している。ここで斉の宰相が秦の宰相になるのは酷い裏切りだと指を差される。
条件は秦が楚と切って斉と組むこと…韓聶はこの事を宣太后には内密にして兄王に伝えるようにと弟公子らを帰国させる。





[A] 嬴稷(エイ・ショク)
秦国王。摂政が外れ親政となった今でも母が全てを采配するのが気に入らない。
[B] 宣太后(芈八子/ビはつし
王太后。元々は楚国の公族出身。
[C] 魏冉(ギ・ゼン)
大将軍。宣太后の異父弟。数々の戦功を挙げ国の安定に貢献したのは誰もが知る所。
[D] 嬴疾(エイ・シツ)
右丞相。先々代恵文王の弟でエイ・ショクの叔父に当たる。厳君とも呼ばれる。
[E] 甘茂
左丞相。
[F] 蘇秦
燕国の使者。秦の功労者・張儀と師を同じくする策士。
[G] 韓聶
秦の大臣。王の密命を受けて斉国へ赴く。
[H] 田地
斉国王。薛公が自分よりも人望を集めていることに嫉妬している。
[I] 田文
斉宰相。薛の地を治め薛公と呼ばれる。別名・孟嘗君。

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穆公の剣の重みはシリーズ最初から見てる人にはめちゃくちゃ響くんだけど、これ初めて見た人は意味わからんだろうなー。
蘇秦て存在しない扱いだと思ってたら出てきたよ!史実では張儀の先輩なのに時系列おかしいw まあこれフィクションだからね…。

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