「ムーラン」(2009年 原題「花木蘭」 監督/ジングル・マ 主演/ヴィッキー・チャオ)
114分
ムーラン [DVD]/ヴィッキー・チャオ,チェン・クンシャオフー,イシー・チャン

¥1,543
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――女ながら武術を学び村でもいじめっ子を懲らしめてきたムーラン。村に徴兵令が下り、病の父がかり出されることに。ムーランは父に黙って男装し父の鎧と剣を帯びて徴兵に応じる。
志願兵の中に同郷のシャオフーがいた。シャオフーはムーランが女だとばれたら村にも罰が下ると慌てるが、黙ってればばれないとムーランは強気だ。シャオフーの助けもあってムーランは兵達ともなじみうまくやっていくことができた。
ある夜、皆が寝静まった頃ムーランが温泉につかっていると司令官補佐ウェンタイが来てしまった。温泉で格闘しムーランはなんとか逃げおおせたが、ウェンタイは温泉に入っていた女の手に三本の傷が生々しく残っていたのを見た。
翌朝、軍内で盗難騒ぎが起こり兵達のテントはくまなく捜索され全員服を脱げと命じられる。服を脱げば女とばれて斬首刑だ…ムーランは自分が盗難事件の犯人だと申し出る。司令官は明朝首を刎ねると宣告しムーランを牢へ入れる。だが側で控えていたウェンタイはムーランの手の傷を見て彼、いや彼女が昨晩の温泉の女だと知る――
えーーーと・・・・。
デートで軽く見に行くのに丁度いいんじゃないかなー。エンターテイメントとしていいと思いまーす。って感じ。(´д`lll)
すごくエンタメ作品だなと思ったのは、万人受けがいいとかシリアスとコメディのバランスがいいとかそういう意味ではなく、話がすっごいはしょり過ぎ。多分中国では有名な逸話だからだろう、最初の父の代わりに出征する理由もすごく短くてあんまり親子の情を描かない。ムーランといえば親孝行の娘だというイメージがおそらく中国人には根付いてるから、しっかり描く必要もないのだろう。入隊してからはトントン拍子に出世して、その過程で命を落としていく仲間達を見て悲痛に…ってシーンもなんかお手軽感が否めない。大して響いてこない。ウェンタイとの関係も「わかってるからいいでしょ」的で観客に対して不親切っちゅーか、まぁわかるよわかるけど、もっとなんかムーランの心情を細やかに描こうとか思わないの?
ヴィッキー・チャオ(趙薇)のアクションはすごく本格的でキレよくてカッコイイし集団戦の場面もリアルでいいんだけど、だけどアクション推しなわけでもなく、いろいろ中途半端。いやこれはエンターテイメントとしては「ちょうど良い」なのかもしれないけど。
30分くらいでウーン・・・な感じで、50分でついにリタイア。「朱元璋(2006)」でやり手の社長…じゃなかった、皇帝を演じてたフー・ジュン(胡軍)が敵役で出てるから、せめて彼がガツンと活躍するところまで見ようと頑張ったけど、ムリだった…。
ドラマの「巾幗大将軍」のルオランは気が強いだけの女性らしい女性でそんないうほど武芸もできないって意味でまだ自然だったかもしれないし、女子向けだったのもあって女主人公の心情をすごく細やかに描いてたから、そっち先に見ちゃったからこの作品は、やっぱりはしょり過ぎ。映画だからこそじっくり心情描いてほしかった。もしくは人間ドラマを捨てて英雄譚、アクションものにしちゃうか。
TSUTAYA DISCAS
2枚ずつしか借りられない。そしてひと月に4枚借りねば損…。
22勝17敗4引分け。