マグリット展 | あさひのブログ
京都市美術館で開催されているマグリット展へ行ってきました。


資料によると今回やって来てるのは131点。
マグリット大好きで今までも何度か展覧会行ってるんですが、これはかなり初期の作品から展示されてて見た事もないような作風が多く興味深いものになってました。教科書に載ってるような有名作品はかなり後期のものになるようです。今まで見た作品は主にそちらの方。
でも初期の作品もよかったなぁ。木の葉のような簡素化されたモチーフとして表現される木々や紙を切り取ったようなモチーフを使った一連の作品や、テーブルの脚を人の足のように描いてる作品などは今まで見て来たシュールレアリスム作品と共通してて好きだったけど、途中戦争を挟んだ頃のなんか明らかにブッ飛んでる色彩の作品には本当に戸惑うばかり…これ誰の絵?って感じでw

私は戦争後に描かれた「会話術」という一連の作品が一番印象的でした。風景が文字のように切り取られていて(英語ではないので文字の意味はわからないけど)遊び心も感じつつ、風景ですら人に何かを語る、人は風景からも何かを受け取るというような意味合いかなと。
マグリットの絵はシュールレアリスムでも暗くなくってどちらかというとファニーでユーモアに溢れてて好き。明と暗を逆にした一連の作品も発想が面白いなぁと。
おもしろい発想を実際に絵にして視覚的に見せられるってのが凄い。見てて楽しい。


いずれかは美術の教科書に載っているだろうという「大家族」(パンフ中央のハトの絵に似てる作品)、「白紙委任状」(パンフ右・森の中の貴婦人の絵)、「ピレネーの城」(大きな岩が宙に浮いている絵)も来てるのでこれは必見。
「白紙委任状」は以前の展覧会でも見た事があったんですが、今回二枚来てて片方は宮崎県立美術館が所蔵してるみたい。国内だから借りやすいのかな。この宮崎県の方の絵が8/26までの展示らしいのでお急ぎください。ワシントンナショナルギャラリー所蔵のよりサイズは小さいけど細かく描かれてて私は好き。


マグリット展
7/11(土)~10/12(月・祝) 京都市美術館

京都市美術館
駅からは遠いので市バスで行ってください。
隣で「ルーヴル美術館展」もやってます(6/16~9/27)。併せてどうぞ。




長いものに巻かれろ