中国語でドラマを見る-大明按察使 #7 | あさひのブログ
「大明按察使(全30話)」のあらすじ。
ざっくり解読なので間違ってるところもあるかもしれません。

* * * * *
[第十八集]
処州へ向かう周新らは山道を行く途中で、行方不明の姉を探す少女・茶花とその祖母に出会った。行方不明の娘・菊花は山へ山菜摘みに行ったきり帰ってこないというのだ。

周新らは山の中腹にある圓清寺で一晩休むことにする。周新は境内の青桐の木の下にまだ青々とした葉が沢山落ちていることを不審に思う。夏の終わりとはいえ落葉には早い。小榔頭は主人が何事も疑ってかかるクセが強すぎると笑い飛ばす。
一行にはひと部屋与えられ、小榔頭は女性である思琪も一緒の部屋にするのは非常識だと怒るが彼女自身は全く気に留めない。
住職がやってきて、周新は自分は商人だと説明し、姪の思琪になかなか良い縁が来ないので仏様にお祈りしていこうと思うなどと話す。住職は思琪をしげしげと眺め、こんな美しい娘さんなら必ず良縁が来るでしょうと言って戻って行った。

その晩、小榔頭は食事を部屋へ運ぶ途中で昼間に会った茶花とその祖母の姿を見る。応対している坊主は冷酷に彼女たちを寺から追い出してしまった。小榔頭は急ぎ戻って主人に事の次第を報告する。周新は小榔頭と思琪に茶花たちを助けてやるよう指示する。
改めて青桐の木の下を見ると、下層には茶色の枯葉が多く見られる。やはり青桐の葉は青いまま落葉することはない。なぜこんなにも沢山の青葉が落ちているのか…。
小榔頭と思琪が寺の門へ行くと別の和尚たちが茶花たちを丁寧に迎えている。さっきとは随分違う応対だ。彼女らは住職の部屋へ招かれた。祖母は菊花の行方を尋ねるが住職は、この辺りは獰猛な獣や山賊もおり、山で行方不明になったのなら安否は厳しいかもしれない、しかし仏様のご慈悲ですぐ戻って来るでしょうと慰める。

[第十九集]
夜中に腹が痛くて便所に立った小榔頭は二人の男が足早に歩いていくのを見かけ、後をつけようとするが便意に逆らえず茂みに入って用を足す。だがその時ガサガサと獣が寄って来るような音と小さな女の子の鳴き声がどこからともなく聞こえて来て…小榔頭はパニックになって逃げだす。そこへ小榔頭が戻ってこないのを心配した思琪が。思琪は境内を一通り見て回って来るが獣だとか女の子の声だとかはなく至って静かだ。肝っ玉の小さい小榔頭が夢でも見たんだろうと笑う。

翌朝、周新らの元に住職がやってきて、思琪に良縁が来るようにと数珠をかけてくれた。住職は茶花にも同じ数珠をかける。
再び処州への道を行く周新らだが、小榔頭は住職が女の子には数珠をプレゼントするのに男の自分にはくれない助平坊主だと文句をたれる。そこで思琪は数珠を小榔頭に譲ってやった。
しばらく行くと小さな亭があり一行はしばらく休む。すると寺の方向から一人の男が寺の悪口を言いながらやってきた。この旦那は昔から圓清寺に法事を頼んできたが、三年前からあの寺は変わってしまったと言う。
再び旅路につこうとする一行だが、小榔頭がめまいを訴えて立ち上がれなくなり嘔吐した。これは何かの中毒症状だ。彼がかけている数珠をよく見ると珠の一つ一つに穴が開いておりそこから異臭のする粉がこぼれてきた。直後、黒装束の男らが襲い掛かって来た。思琪が彼らを撃退し一人の覆面をはぎ取ったがその男は坊主頭…明らかに圓清寺の坊主だ。あの寺の住職が女の子に数珠をかけているのは、昏倒させて攫うためか。周新は思琪に茶花の救出を托し、自らは小榔頭を連れて急ぎ処州の官府へ。知事の莫文淵は浙江按察使がやってきたと知り大慌てで出迎える。周新が最近州下で女性の失踪事件がなかったかと問うと、莫文淵は何件かあると答えた。事件の発生場所を地図で調べていくと、その中心にはやはり圓清寺があった。

[第二十集]
周新は莫文淵と捕吏を伴い圓清寺へ。だが道中で黒装束らに襲われる。(そしてお決まり通り捕吏はどーしょーもなく弱いので次々と倒され)周新の危機にタイミングよく思琪と彼女の同志が現れ黒装束らを仕留める。その覆面をはぎ取るとやはり圓清寺にいた坊主らだった。

圓清寺に乗り込んだ周新は青桐の木の下を掘らせる。果たしてそこには一人の少女の遺体が埋まっていた。住職はこれは悪人に襲われた不幸な子を埋葬しただけだと言い繕う。周新は寺内の捜索を命じるが、莫文淵はこの寺は皇帝陛下も参内する由緒正しき場所なのであまり事を大きくしない方がいいと制止する。だが周新は捜索を断行。建物内あらゆる場所を捜索するが何も変わったところはない。住職は勝ち誇ったようにこの騒ぎの責任は取ってもらうと周新に通告する。
[ここからネタバレ(?)------その時10名ほどの若い僧を率いて寺を出ようとする坊主の姿が。小榔頭に命じて引き留めさせるが坊主は襲い掛かって来た。捕吏らが駆け付けその場を制したが、若い僧だと思った者たちは皆髪の長い女、攫われた少女達だった!その中にはあの茶花の姉・菊花らしき姿もあった。少女たちは皆薬で声が出せなくされていた。さらに思琪が本尊の裏に隠されていた秘密の通路を発見したと報告。通路の奥には広い地下室が広がっていた。住職らはここに少女たちを連れ込んでは凌辱していたのだ。天井には地上に繋がる通気口があり、小榔頭が夜中に聞いた少女の泣き声はこの通気口から聞こえてきたのだろう。
他にも何名もの遺体が発見され、周新はこれを動かぬ証拠として住職を逮捕連行しようとするが、住職は皇帝から賜った金牌があると言い出す。それは皇帝の権限で何があろうとも所持する者を罰することはできないという免罪符だ。だが周新は住職に歩み寄るとその顔…覆面をはぎとった。なんと巧妙に住職に化けていた盗賊・黒胡子の姿がそこにあった!黒胡子は本物の住職を殺害し自分がなりすまして悪事の限りを尽くしてきたのだ。正体を暴かれ黒胡子は観念して連行されていった。
-------ここまで]
後日、莫文淵の元は少女らの失踪事件に真摯に取り組まず悪をのさばらせたとして罷免する聖旨が届いた。



[A] 周新
浙江の按察使。"鉄面御史"の異名を持つ敏腕監察官。
[B] 小榔頭
周新に仕える小姓。
[C] 思琪
周新に仕える武芸に長けた少女。小榔頭の姉貴分。
[D] 茶花
祖母と一緒に行方不明の姉・菊花を探している。[犯人度☆☆☆☆☆ いたいけな子供だし。]
[E] 茶花の祖母
行方不明の孫娘を探している。[犯人度☆☆☆☆☆ どう見ても被害者。]
[F] 圓清寺の坊主
圓清寺の坊主。黒い髭がトレードマーク。[犯人度★★★★★ あからさますぎるくらい怪しい。]
[G] 圓清寺の住職
圓清寺の住職。[犯人度★★★★★ 黒幕っぽい。色坊主か?]
[H] 莫文淵
処州の知府?知州?ともかく知事だ。[犯人度★☆☆☆☆ 今までの中で一番無害そうな知事。]

* * * * *

結局青桐の葉がどういう意味なのかよくわからなかったが…。話の展開はマンガみたいに強引だけど、周新がやっとカッコ良く事件を解決してた!官府の門で印籠…じゃなかった、按察使の牌を見せるシーンは水戸黄門好きにはたまらないw そして周新は黄門さまと違って全く戦えないらしい。その扇子に鉄が仕込んであって敵の刃を受け止めるとかないのか。

→インデックス