姫狐公主は燕国へ嫁いでいき張儀はひどく落ち込む。だがその後燕国で内乱が起こる。燕への使者を拝命した張儀の元にミー王妃がやって来て、ある真実を告げる。張儀は萱蘇客棧へ。蘇萱と天佑は機嫌の悪そうな彼を恐る恐る出迎える。
* * * * *

蘇萱:相国さんどうしてまだ秦国に留まってるの?
張儀:お前はおれにどっか行ってほしいと思ってるのか!?
蘇萱:どうしたの。わたくしはちょっと気になって聞いてみただけですわ。
張儀:おれには君が何を考えてるのかわからないよ。
蘇萱:じゃあ相国さま余計な言い回しはおやめになって、わたくしにおっしゃってくださいな、わたくしが何を考えているのかと。
張儀:つまらん芝居はやめろ!
蘇萱:天佑、お帰りよ!いいえ、追い出して!
張儀:ふざけるなッ!!
天佑:…相国さん今日はどうしちゃったんだろ。
蘇萱:変な薬でも飲んだのかも。お役人に言ってきて。
天佑:相国さん、大丈夫?
蘇萱:行きなさい、あんたのすべき事をしなさい。
天佑:俺は相国でもないのに、なんでこんな面倒事で忙しくなるんだろ。
張儀:うるさい!!
(怒鳴られて天佑はすっ飛んで行く。)
蘇萱:…どうして燕国へ行かなかったの。
張儀:どうしておれを騙した。
蘇萱:わたくしが相国さまを騙せるとでも。
張儀:シェンヤンの官府のどこにもお前達の婚姻届けはなかった。なぜおれを騙す。
蘇萱:……。
張儀:話してくれ。君は騙したかったわけじゃないんだろう。
蘇萱:…相国さまは私の罪を問いにいらしたのね。
張儀:そうだ。
蘇萱:私は相国さまの言う通りの処罰を受けるわ。
張儀:もうおれを相国さまなどと呼ぶな。
蘇萱:本当に、私のことを恨んでるようね…。
張儀:そうじゃない、そんなことできるわけがない。明日おれは燕国へ出発する。
蘇萱:!…あなたはまだ彼女の事が忘れられないのね!
張儀:もし無事に戻ってきたら、おれは君と一緒になりたいと思ってる。
* * * * *
→インデックス