中国語でドラマを見る-大秦帝国(第二部:縦横) #15 | あさひのブログ
「大秦帝国之縦横(ダイジェスト版・全43話)」のあらすじ。
ざっくり解読なので間違ってるところもあるかもしれません。

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[第四十二集]
張儀が秦に戻って来ると都は喪の様相で恵文王・嬴駟(エイ・シ)が既に崩御していたことを知る。
エイ・シ亡き後、嬴蕩(エイ・トウ)が即位。エイ蕩は臣下に相談もせず独断で趙と同盟を結び楚を討つと宣言し、張儀や嬴疾(エイ・シツ)は慌てる。
エイ蕩は軍部出身のため戦ではなく交渉事で国盗りをする張儀を嫌っており、甘茂に張儀を罷免する理由を作れないかと相談する。甘茂は、張儀が秦に貢献をしたことは世間に広く知られるところなので彼を罷免すれば他国が付け入る隙を与えるだけだと答えると、エイ蕩は甘茂と嬴疾を相国よりも権限のある丞相に任命すると言い出した。甘茂が自分は内政には不向きで軍で働きたいと固辞すると、内政はエイ疾に任せ軍部を司れと言われたため引き受ける。

嬴壮(エイ・ソウ)はエイ蕩に、魏人である張儀、義渠(ギキョ)人の芈琰(ビ・エン)、成り上がり者の魏冉(ギ・ゼン)などの外国人には警戒すべきだと囁く。親友であり命の恩人でもある魏ゼンを悪く言われてエイ蕩は機嫌を損ねるが、エイ荘から張儀は戦で将を討ち取るといった戦功も一切立てていないのに高い爵位と俸禄を貰っているのは道理に合わないのではと言われて内心考え込むがエイ荘の意見は却下する。

張儀は考えた末故郷へ帰ることにするが、その動きを察したエイ壮が暗殺者を差し向ける。蘇萱が夫をかばって弓矢に倒れ張儀は死を覚悟するが、そこへエイ疾が兵を率いて駆けつけ暗殺者を葬り去った。だが張儀は愛する妻を失いその場にただ泣き伏すばかりだった…。
数日後参内した張儀はやつれ果てておりその別人のような姿にエイ蕩は驚く。臣下には彼をよく思っていない者が多く批判の声が上がる中で、張儀はエイ蕩に辞職を申し出て去って行った。
張儀の行く先にはエイ疾が見送りのために待っていた。エイ疾は彼が秦のために今まで尽くして来たことに感謝の意を示し、馬車一杯の贈り物を用意していた。だが張儀は故郷へ帰るのにこんな沢山の財宝ではなくただ一人、妻だけを連れて帰りたかったと寂しそうに呟き、秦との縁もこれで終わりだと言って去っていった。

[第四十三集(最終回)]
故郷へ帰ってきた張儀は老いた母に再会、沢山の宝物を見せて喜ばせる。だが母は間もなく息を引き取った。葬儀を済ませ帰る途中、峠の小店の前で一休みしていると店員が名物料理を食って行かないかと言う。それはかつて張儀が昭文君の気を引くために即席で作った刺身料理だった。そこへ店の主が戻って来たが、なんとそれは公孫衍(コウソン・エン)だった!二人は思わぬ再会に喜び昔話に花を咲かせ、東六国を震え上がらせた横強の策、函谷関に力を集結させた合縦の策に互いに敬意を示し、心行くまで酒を酌み交わすのだった。

秦武烈王・嬴蕩(エイ・トウ)は東へ出兵し宜陽城を落としいよいよ周へ攻め込み天子の座を取ると言う。嬴疾(エイ・シツ)は諌めるが甘茂は賛同し自ら兵を指揮すると名乗り出る。
果たして甘茂は宜陽城を落とし、エイ蕩は自ら東へ出向き周の都・洛陽をものにすると勇み立つ。すでに天下を取ったかのような浮かれぶりにエイ疾は他国の動きに注意してほしいと諌めるが立て石に水だ。

洛陽にやってきたエイ蕩は宮殿に乗り込み、周王室天子・姫延に天子の証である鼎を渡すよう要求する。姫延は伝説の王の時代から受け継ぐ鼎の重み、その重要さはお前にはわからないと言う。ではどれだけの重さなのか試してやろうとエイ蕩は部下に鼎を持ち上げさせるが、次々とその重量に押しつぶされてしまった。姫延がこれは天の意思に反した報いだと言う。このままでは面子が立たないとエイ蕩は自ら鼎を手にする。そして見事持ち上げてみせたが、あまりの重さに血を吐き、すぐに撤収した。
エイ蕩はこの無理がたたって寝込み、医者にも長くはないと診断される。エイ蕩は甘茂に稷(ショク)公子を呼び戻して王位を継がせるよう託す。甘茂は太后・魏紓(ギ・ジョ)や臣下の多くが納得しないのではと心配するが、エイ蕩は必ずショク公子を立てるようにと言い残して息絶えた…。

※ナレーションでその後ショク公子が帰国して王位を継いだことが説明され終わる。



――秦国――
[A] 武烈王(嬴蕩/エイ・トウ
恵文王亡き後秦の君主となる。武勇に優れた若者。
[B] 嬴壮(エイ・ソウ)
秦の衛尉。太后に取り入り父が失った権力の復興を目論む。
[C] 嬴疾(エイ・シツ)
秦の丞相。恵文王の異母弟。厳君とも呼ばれる。
[D] 甘茂
秦の丞相。楚国出身。太傅としてエイ蕩の家庭教師をしてたこともあり、エイ蕩が信頼を寄せる数少ない外国人。
[E] 張儀
秦の相国。魏国出身。恵文王の信頼篤い参謀だった。

――その他――
[F] 公孫衍(コウソン・エン)
魏人の隠居人。かつて張儀のライバルとして諸国を渡り歩き秦と戦った名宰相。
[G] 姫延
周王室天子。この時代、中原諸国は建前上は周王朝に仕えていることになっている。

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まさかの公孫エン先生!!その前の張儀に降りかかる再三の不幸についてはどうも芝居がかってて泣けなかったのに、公孫エン先生との再会シーンはもう号泣!(T▽T;) これは素晴らしい幕引き、粋な演出。
物語は主人公を欠いてからは猛スピードで展開。この速さではエイ蕩がさすがに不憫。でもまさかこれで終わっちゃうとはね…これならむしろ張儀と公孫エンの再会の所で終わっておいた方が良かったんでは?



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