中国語でドラマを見る-大秦帝国(第二部:縦横) #2 | あさひのブログ
「大秦帝国之縦横(ダイジェスト版・全43話)」のあらすじ。
ざっくり解読なので間違ってるところもあるかもしれません。

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[第四集]
嬴疾(エイ・シツ)は嬴虔(エイ・ケン)がクーデターを企み乗り込んで来たのかと疑ったのだがそれは誤解だった。エイ虔は嬴駟(エイ・シ)が無事であった事に安堵し、すぐさま甘龍と杜摯(ト・シ)を捕えるべく兵を出す。嬴華(エイ・カ)は軍を率いて義渠(ギキョ)に応戦。見事勝利し婚礼に参列に来ていた諸国来賓らに秦軍の強さを改めて見せつけた。甘龍は毒をあおって自殺、杜シはエイ虔に捕えられ、叛乱を目論む輩は一掃された。
エイ・シは軟禁されている魏紓(ギ・ジョ)の元を訪れる。父が獄中で自害したと知って半狂乱になり魏王へ恨みの言葉を吐く彼女にこれからは秦の女として生きろと言うのだった。

秦軍との戦いで父を殺されたギキョの王子・駭(ガイ)は謀反の疑いをかけられ楚国へ逃亡する。そして10年の月日が流れた。叔父が秦への復讐戦のためにガイを連れ戻しに楚国へやってくる。だがガイには恋人がおり草原には戻りたくない。叔父は中原の人間を草原に迎えることは断固反対し取り付く島もない。

秦恵文君エイ・シの元に国境に派遣していた大臣が戻って来た。魏はまた戦の準備をしているようだ。ある一通の書をエイ・シに見せる。それは魏の張儀という者が書いた合縦の策…魏・韓・趙の三晋地方の国々が力を合わせれば秦や楚を討つことができるという内容だった。
その張儀は…楚国にいた。彼は宰相の屋敷で窃盗の罪を着せられ鞭打たれていた。ほうほうの体で逃げ出し行き倒れた所を美女に助けられる。美女はギキョ・ガイの恋人の芈丫頭(ビアトウ)。張儀はその姓を聞いて現国王らに陥れられ落ちぶれた公家の娘だと気づき、国王の悪口を言ったり彼女の容姿を褒めたりしてご機嫌をとろうとする。ビアトウは彼のそのよく回る舌に呆れつつも面白がり、彼の唯一の武器だというその舌でいつか自分を高貴な身分に戻してくれと約束するのだった。
ギキョ・ガイがビアトウに会いにくる。二人は駆け落ちしようとするがギキョ王叔に捕まり結局ガイは草原へと連れ戻されていってしまった。

[第五集]
魏国が河西地方に進軍して占拠し民を連れ去っていった。
秦恵文君・嬴駟(エイ・シ)は河西奪回のため誰を主将にすべきか悩んでいた。嬴疾(エイ・シツ)は魏軍をよく知る公孫衍(コウソン・エン)が適任だと勧めるが、今回魏の主将は公孫エンの上官だった老将・龍賈だ。義理堅い公孫エンがかつての上官に対して戦えるのかという不安があった。エイ疾は自分と嬴華(エイ・カ)が副将となって彼をしっかり支えるので任せてほしいと願い出る。

周の都・洛陽にて。
高級酒店に立ち寄った張儀は、そこにいた上客が周王室の公子・昭文君と気付き得意の弁舌を振るう。その嘘とも誠ともわからない話を昭文君は面白がり、またその話術にただならぬ才能を感じる。昭文君はこれから秦へ向かうという張儀に成功を願って旅費と名剣を贈るのだった。
張儀は秦と魏が一戦構える様子だと知り野次馬根性で河西地方へと向かう。戦場付近で秦と魏のどちらが勝つかで賭けが行われていた。皆が魏国に賭ける中、張儀は秦国に大金を賭けた。

公孫エンは、龍賈将軍は兵を分散させ秦軍を誘い込み両翼から挟み撃ちにする戦法をとると推測、そのため全軍で一気に中央を落とす策に出る。果たして予想通り兵を分散させた魏軍は秦軍の集中攻撃にて早々に八万もの兵を失い龍賈は捕えられた。
軍営でかつての部下・公孫エンと再会した龍賈は彼の才能を讃え、そして自刎した…。

秦国の勝利で賭けに大勝した張儀だが、賭博場に兵士が乗り込んできて張儀はスパイ容疑で逮捕されてしまう。公孫エンの前に引き出された張儀は賭けのために戦局を見ていただけだと釈明するが、公孫エンは十数万もの命が失われた戦を賭けの材料にして楽しんでいたのかと突きつける。だが張儀は、その殺し合いは貴方がやった事だと返す。
凱旋した公孫エンはその功績を讃えられ大良造(宰相の位)に任じられるが、その顔に喜びの色はなかった…。

[第六集]
秦国は河西での勝利に皆喜び沸き返っていた。だが大良造・公孫衍(コウソン・エン)は龍賈将軍の死に己の責任を感じていた。鬱々とした思いで酒店に入り魏国の料理と魏国の曲を注文する。その店に、人質として秦に預けられている魏王の息子・嗣公子が居合わせており、魏曲を聞いて酔った勢いで店の太鼓を叩き魏軍の軍歌を歌いだした。騒ぎを聞きつけた嬴辛(エイ・シン)が嗣公子を店から引っ張り出そうとするが、嗣公子は暴れ出し酒杯を振り回して兵士を一人殺してしまった。
後日、騒ぎの一端を担ったとしてエイ辛の罪が審議され、新法に則って片腕を切り落とす刑に処された…。(※嗣公子は大切な人質なので秦の法律で処罰できない。)

嗣公子は商人の下男に扮して密かに公孫エンに会いに行く。先日の騒ぎは実は公孫エンがエイ公家から嫌われることを狙ったのだと告げる。魏人であるのに魏国を滅ぼすつもりなのかと問い、そして故国のために自分と共に戦ってほしいと拝礼する。公孫エンは今や秦公に忠誠を誓った身だと言って公子を追い返すが心中はさらに乱れるのだった。そしてついに恵文君・嬴駟(エイ・シ)に辞職を申し出る。代わりに自分よりも才能ある男、あの合縦の策を出した張儀を紹介すると言う。だがエイ・シは公孫エンの代わりになる者はいないと慰留する。

さて戦場で捕まった張儀はその後公孫エンの指示で秦都の郊外に放り出された。張儀はさびれた酒店に入り、自分は魏の名士で秦の大良造に招かれた客人だと言って飲み食いし何日も滞在する。店の女将・蘇萱は詐欺を疑いいよいよ役人に突き出そうとしたその時、張儀を宮殿へ連れて行くため迎えの兵がやって来て蘇萱らは目を丸くする。

朝議に招かれた張儀。公孫エンが合縦の策について問うと、張儀はあの策は到底実現しないものだと言う。各国の互いの恨みは根深く手を組むなどプライドが許さないのだ。なので秦国はその勢いを持って東へ進出すべきだと説いた?(彼がかつて韓国へ言った際に秦と組むよう説得した?)←ここよくわからない。
その"横強の策"を聞いた大臣が、彼がかつて合縦を説いておきながら今度は横強と言い出すのは君主を惑わせようとしているのではと指摘する。張儀は自分の策を信じてもらえないと知ると怒って帰ってしまった。



――秦国――
[A] 恵文君(嬴駟/エイ・シ
秦の君主。東へ進出し天下統一の野望を抱く。
[B] 嬴疾(エイ・シツ)
秦の上将軍。エイ・シの異母弟。秦国の知恵袋と呼ばれている。
[C] 嬴華(エイ・カ)
秦の将軍。秦国一の猛者と言われている。
[D] 公孫衍(コウソン・エン)
別名"犀首"。魏の将軍だったが解雇され放浪していたところをエイ・シに拾われ秦の将軍に。

――楚国と義渠――
[E] 義渠駭(ギキョ・ガイ)
草原の民・ギキョ族の王子。
[F] 芈丫頭(ビアトウ)
楚国の公族ビ家の娘。アトウとは女の子という意味。父が現国王や宰相に陥れられ、山村でひっそり暮らしている。
[G] 義渠(ギキョ)王叔
叔は弟という意味。秦との戦いでギキョ王が戦死すると敗戦の責任をガイに押し付け追い出した。
[H] 張儀
魏人の自称"名士"の遊説家。己の才能を買ってくれる主を求めて諸国を旅している。

――周王室――
[I] 昭文君
周王室の公子。この戦国時代、中原諸国は建前上は周王朝に仕えていることになっている。

――魏国――
[J] 龍賈
魏の老将軍。
[K] 魏嗣
魏の恵王の息子。母が庶民の出のため立場は弱いが、魏の太子(後継者)よりも聡明で君主に相応しいとエイ・シが評している。

* * * * *

もう一人の主人公・張儀がやっと登場。後世に縦横家と呼ばれる遊説家で、思想家というよりは政治家、外交官。前作の衛オウも変人だったけどこの張儀は輪をかけて変人で舌先三寸で世の中を渡り歩いているとってもいいかげんな男。これが主人公でいいの??(;´Д`)ノ


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