中国語でドラマを見る-大秦帝国(第二部:縦横) #1 | あさひのブログ
「大秦帝国之縦横(ダイジェスト版・全43話)」のあらすじ。
ざっくり解読なので間違ってるところもあるかもしれません。

* * * * *
[第一集]
戦国時代中期。秦国は孝公の代に商鞅(ショウ・オウ)の変法(改革)で富国強兵を成し遂げた。
孝公が没し息子の嬴駟(エイ・シ)が君主の座に就くと、商オウの新法を廃し先々代の旧法に戻そうと企む甘龍や杜摯(ト・シ)ら保守派貴族が商オウを陥れ、商オウは処刑された。
――そして三年後。
魏国は急成長する秦国を恐れ斉国と同盟をはかる。彭城(ホウジョウ)で開催される諸国の盟会で斉に魏と同様の「王」を称えることを許可するつもりだ(※斉も秦も「王」よりランクの低い「公(君)」を名乗っている)。その話を聞いたエイ・シは秦も王を称すると諸国に圧力をかける。
甘龍は従来の慣例を乱すようなことは災いの元だとして猛反対するが、エイ・シは守るばかりでなく攻める事がこの戦国時代を生き残る術だとと主張、そして旧法には戻さず、秦を強国へと育てた商オウの新法を今後も遵守していくと宣言するのだった。

エイ・シは盟会へ行っている間に甘龍らがクーデターを起こす可能性を考え、伯父の嬴虔(エイ・ケン)に兵符(軍を動かす指揮官の証)を託そうとするが、伯父は君主となったからには困難は自分の力で切り開けと突っぱねるのだった。
甘龍はひそかにエイ虔に会い、かつて彼を陥れた商オウの新法を継続しようとするエイ・シに取って代わり君主となるべきだと説得する。

斉国は秦の王称を敢えて黙認するが、魏恵王は秦国が王を名乗り大きな顔をするのが許せない。独断で秦公の暗殺令を下す。そして名将・公孫衍(コウソン・エン)にその役目が回って来た。公孫エンは自分がこそこそとしただまし討ちを命じられることに納得はいかないものの、勅命に従いホウ城へ向かう秦公の一行を襲う。取り囲まれたエイ・シは勝てないと悟り将士を逃がすため公孫エンとの一騎打ちを申し出る。力は拮抗するに見えたがやはり公孫エンの技量が勝りエイ・シは剣を落とす。負けを認め殺せと言うエイ・シに公孫エンが躊躇したその時、秦の援軍が駆け付けた。上将軍・嬴疾(エイ・シツ)がひそかに嬴華(エイ・カ)将軍に兵を与え後を追わせていたのだ。形勢逆転しエイ華が公孫エンを斬ろうとしたその剣をエイ・シは素手でつかみ制止した…。

魏の宰相・惠施はホウ城に向かっていた秦公が行方不明になったという報せを聞き、暗殺者を差し向けたのかと恵王を問い詰める。今秦公が死んでも新たな秦公が現れるまで。それよりも秦の国民が国主を殺されたと怒り団結し、近隣諸国に対する敵対心を煽るだけだ。ましてや魏国は今や立場も弱くなり助けてくれる国はない状況、ここで秦国から攻め込まれた大変なことだと恵王に諫言する。

[第二集]
秦公・嬴駟(エイ・シ)は降服した公孫衍(コウソン・エン)に、任務失敗した今魏に戻っても死刑は免れないと秦国に来るよう説得するが、公孫エンは丁重に断り帰って行った。嬴華(エイ・カ)将軍は帰国することを勧めるがエイ・シは予定通り彭城(ホウジョウ)へと向かう。
途中で魏軍が現れ王の命でホウ城まで護衛すると言う。その夜、魏の地方高官・魏修の屋敷に宿泊することになった。魏国は接待でエイ・シを足止めして盟会に遅れさせて恥をかかせるつもりだ。エイ・シは食事を運んできた魏修の娘・紓(ジョ)を人質にとって脱出。愛娘のために夜通し追って来た魏修に魏軍が後を追わないという約束でジョを解放してやるが、彼女の聡明さと美しさに惹かれたエイ・シは別れ際に美しい佩玉を渡すのだった。

公孫エンは魏軍の軍営に戻ったが、釈明をする間もなく部下たちは皆殺しにされた。その人情のかけらもない仕打ちに絶望した公孫エンは魏国を離れる。

ホウ城に斉、魏、韓、燕、魯の五国の君主が集い、盟会が始まる。魏・斉・秦の三国が王を称するための儀式が始まるが、秦公不在のまま終了。その直後にエイ・シが到着。魏の恵王は秦公は王になりそこねたとあざ笑い、エイ・シは魏が暗殺を企て到着を遅らせたと告発し、舌戦が繰り広げられる。緊迫したその場を斉の威王がなだめてなんとか収まった。

[第三集]
魏恵王は秦に執着しているが、今この情勢で秦と戦になれば国が傾く…魏の宰相・惠施は秦との関係をなんとか修復しようと秦公・嬴駟(エイ・シ)に面会する。刺客を放ったのではなく山賊の仕業だと釈明し、そして秦公が魏修の娘に興味を持っていると知って彼女を輿入れさせようと持ち掛ける。エイ・シは快諾するが、盟会を魏に妨害された事は絶対に忘れないと告げるのだった。

魏紓(ギ・ジョ)は恐ろしい目に遭ったものの、佩玉を眺めては秦公の事を思い返す毎日だった。だがある日突然父が連行され投獄される。そして惠施がやってきて、父を助けるためには秦公に嫁ぐしかないと言う。次に彼女が連れてこられたのは魏王の元。恵王は彼女に宝石箱を手渡す。その底には短剣が。恵王はこれで秦公を殺害するように、でなければ父の命は保障できないと彼女に囁く。

秦への帰路でエイ・シの一行は人が倒れているのを発見。それはまぎれもない公孫衍(コウソン・エン)だった。助けられた彼はエイ・シの再度の説得に応じ秦国へ行くことを決める。

秦では杜摯(ト・シ)が水面下で魏国や草原の部族・義渠(ギキョ)と組んでクーデターを謀っていた。エイ・シが魏ジョを迎える婚姻の式典で、ジョは隠し持っていた短剣でエイ・シの胸を刺す。エイ・シは周囲に悟られないよう剣を刺されたまま殿上へ入る。
そこへギキョ族が挙兵したとの報せ。めざとく異変に気づいた杜シは甘龍に事を始めようと促す。甘龍はあまりに手荒で秦国そのものを危険にさらす杜シのやり方に納得はいかなかったが今更後戻りはできない。その足で先公の弟・嬴虔(エイ・ケン)の元へ向かい、エイ・シが刺殺されたため今すぐ君主の座に就くようにと請願する。エイ虔は即座に宮殿へ。君主は面会謝絶だと扉の前に立ちふさがるエイ疾にエイ虔は剣を抜く。



――秦国――
[A] 恵文君(嬴駟/エイ・シ
秦の君主。恨みを忘れず根に持つ性質で、商オウの新法は高く評価しているものの、かつて自分を処罰した本人を即位後すぐに処刑した。
[B] 嬴疾(エイ・シツ)
秦の上将軍。エイ・シの異母弟。樗里疾(チョリ・シツ)とも呼ばれる智将。
[C] 嬴華(エイ・カ)
秦の将軍。エイ・シの従兄弟??(エイ虔の息子??)ともかくかなり近い血縁のようだ。
[D] 甘龍
秦の太師。先々代・献公から仕える老臣。商オウの新法で不利益を被った貴族ら保守派のリーダー。
[E] 杜摯(ト・シ)
秦の太夫。甘龍と共に新法を排して献公時代の旧制を取り戻そうと画策している。
[F] 嬴虔(エイ・ケン)
秦の太傅。エイ・シの伯父で養父。かつては大将軍だったが、エイ・シが小さい頃に殺人を犯した際に連座で鼻削ぎの刑に処され隠居を余儀なくされた。

――魏国――
[G] 恵王(魏罃/ギ・オウ
魏の君主。かつては覇国として勢力を誇示してきた魏も、斉に大敗し秦に攻め込まれ傾きかけている。だが彼は覇者としてのプライドが強く、秦や斉に屈する姿勢は取れない。
[H] 惠施
魏の宰相。国の危機的状況を把握しておりプライドの高い恵王の暴走を食い止めるのに必死。
[I] 公孫衍(コウソン・エン)
魏の将軍。中原にその名を知られる智将猛将で"犀首(せいしゅ)"とも呼ばれている。
[J] 魏紓(ギ・ジョ)
魏の地方高官・魏修の娘。

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主人公エイ・シは一見傲慢なワンマン君主だけど実はいろいろ考えてるんだよという描き方。でも笑い方は意地悪だし痛烈な皮肉ばっかり吐くしおよそ主人公らしくない。(そこがステキだけどw)
主人公がこんな性格なので、正統派で義理堅い公孫エンがとても格好良く見えるのねー。


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