中国語でドラマを見る-大秦帝国(第二部:縦横) #3 | あさひのブログ
「大秦帝国之縦横(ダイジェスト版・全43話)」のあらすじ。
ざっくり解読なので間違ってるところもあるかもしれません。

* * * * *
[第七集]
秦にも受け入れてもらえなかった張儀は蘇萱姑娘の店へ戻ってヤケ酒をあおる。最初は同情もしていた蘇萱だが、張儀が支払いをせずこっそり逃げようとしたため激怒し今すぐ酒代を払えと要求する。すると張儀は金を作って来ると言って出かけて行った。
張儀がやってきたのは富豪が集まる高級酒店だ。そこでまた飲んだくれ、諸国を酒に例えて論じ客にもてはやされる。その店へ偶然にも恵文君・嬴駟(エイ・シ)がやってきた。
エイ・シは張儀に再度横強の策について尋ねる。張儀は、秦は今単独で天下を取る力はないがどこかと組むだけで強大な勢力を持つ、近くと組めば土地を得、遠くと組めばその勢力を得る、戦ではなく同盟によって土地を得ることが可能だと説く。エイ・シが張儀を客卿として招くと言うと酔っぱらった張儀は「貴方の代わりに河西地方を奪回するので私の代わりに酒代を払ってくれ」と言うのだった。

エイ・シは張儀、嬴疾(エイ・シツ)、公孫衍(コウソン・エン)を集め、今後の策について協議する。張儀はまず魏国に対し、"五歩進んで二歩下がる"策を用いると提案する。それは蒲陽、曲沃、焦城の三城を魏に返す代わりに河西地方全てを返還してもらう盟約を交わす事だった。三城よりも、豊かで交易や進軍の要ともなる河西ははるかに価値が高い。エイ疾と公孫エンは渋ったがエイ・シは張儀の案を採用する。

早速張儀は魏国へとやって来たが、魏恵王は魏人が敵国の使者としてやってきた事に怒り彼を鞭打つ。すると張儀は河西地方を返還しなければ秦国は挙兵すると言い出した。宰相の惠施は秦が本当に戦の準備をしているならまずいと考え張儀をなだめて考える時間をくれと言って下がらせる。惠施は恵王に今の情勢で秦と戦っている場合ではないことを懇々と説き、冷静になって現実を目の当たりにした恵王は溜息をもらす。

その頃、公孫エンは秦を去る決意を固めていた。エイ・シ自らがかけつけ引き留めようとするが彼の意思は堅い。今まで受けた恩は決して忘れないと言い、別れを告げて去って行った…。

嬴華(エイ・カ)ら蒲陽の将軍が突然君主に話があると言ってやってきた。エイ・シはエイ華を呼び寄せ話を聞く。将軍らは自分たちが命を懸けて戦い守って来た城を張儀がいとも簡単に魏に渡してしまう事に怒って直訴に来たのだ。エイ・シは地方の城に固執せずもっと大きく局面を見て国の利益を優先すべきだと、そして版図を広げるのに必ずしも戦が必要ではなく、張儀は戦なしに領土を得るのだと言って聞かせる。エイ華は意図を理解し、勝手な行動を起こした事を陳謝するのだった。

[第八集]
魏恵王は太子・赫(カク)の元を訪れる。カク太子は日々遊びほうけていて、政治の話をしてもとんちんかんな答えしかできず恵王はさらに溜息をつく。
張儀は待ちきれず帰ろうとしている風を装って返答を急かす。とうとう恵王は秦の提示を承諾し、三城と引き換えに河西地方を返還する盟約を結ぶ。

秦への帰路で張儀は公孫衍(コウソン・エン)に遇った。公孫エンは価値観の合わない張儀と共には働けないと言う。そしてかつて合縦の策には感銘を受けたが、今回の横強の策はどうかと思うと告げ、秦を出て行った…。
帰国した張儀は河西獲得の功を讃えられ相国(宰相の位)に任じられた。

人質として秦に滞在する魏の公子・嗣は、もう何年も会っていない母の消息を知りたいといって秦公に一時帰国を申請する。母の無事を確認したらすぐに戻って来ると言うが、恵文君・嬴駟(エイ・シ)は彼に、今度帰ってきたら嗣公子が嗣"太子(後継者)"になってるのでは?と皮肉を言う。

楚国では新君主が即位した。魏と戦うためには後方を固めておく必要がある、張儀はこの機会に楚国と婚姻関係を結ぼうと提案する。彼には心当たりがあった…。
張儀は使節の行列に、彼がかつて楚国で窃盗の罪を着せられ鞭打たれたという恨み節を綴った旗を立てて行く。若き楚の君主・懐王はそれを見て面白がる。懐王は秦と婚姻関係を結ぶことは快諾するが適した娘がいないのではと案じる。張儀は自分がかつて楚国で行き倒れた時に命を救ってくれた仙女がいたと語りだす…。

秦恵文君后・魏紓(ギ・ジョ)が男児を出産する。エイ・シは公子の誕生に大喜び。だがジョを抱こうとするとかつて彼女に胸を刺されたあの暗殺の情景が蘇る…エイ・シは次第に彼女に近づかなくなっていった。

[第九集]
張儀が芈丫頭(ビアトウ)に会いに行くと、なんとビアトウには子供がいた!張儀は天を仰ぐ。せっかく王妃にしてやろうと思っていたのに…!ビアトウは彼があの冗談を本気で実現させようとしてたことに驚く。やはり王妃にはなりたいビアトウは張儀の力でなんとかしてと頼むのだった。

楚の宰相・昭陽の元に義渠(ギキョ)王・駭(ガイ)がやってきた。猛反対する叔父を殺し恋人ビアトウを迎えに来たのだ。だがビアトウは既に去った後。昭陽はこの婚姻を邪魔するなら楚王が預かっているビアトウの子がどうなるかわからないと脅迫、ガイは引き下がるしかなかった。ガイは馬を走らせ秦国使節の行列を襲うが逆に取り押さえられてしまう。ビアトウとガイの関係を知っている張儀はガイを釈放してやるが、ビアトウは今更現れても遅すぎたと嘆き、彼との子供を連れて草原へ帰ってくれと言って別れを告げ、秦へと向かうのだった。

ビアトウは秦に着けば盛大な結婚式が行われると思っていたのだが、秦恵文君・嬴駟(エイ・シ)は野蛮な楚女との政略結婚にさして興味はなかった。ふた月経ってもビアトウの部屋にエイ・シが赴く事はなく、さすがの張儀も責任を感じてどうしたらビアトウに興味を持ってくれるだろうかと頭を悩ませる。
部屋にこもりきりの生活に飽きたビアトウは侍女が制止するのも聞かず宮殿中を歩き回る。そこを偶然エイ・シに見つかった。エイ・シはこのお転婆が楚から嫁いできた娘だと気付き、彼女を抱く。

魏の太子・赫(カク)は優秀な弟・嗣公子が帰ってきたことで自分の地位が危うくなると考え暗殺を謀るが、それを予想していた嗣公子によって取り囲まれた。嗣公子は敢えてその場で捕えることはせず逃がす。この事はいずれ父王の耳に入ることだ…。

張儀は宮殿の廊下で眠りこけていた所をエイ・シに蹴り起こされた。エイ・シは凄い剣幕で、とんでもない女を連れてきたなと張儀を叱りつける。ビアトウが失態を犯したのかと慌てふためくがなんとそれは冗談でエイ・シは彼女を相当お気に召したようだ。張儀はようやく悩みが晴れて安堵する。
楚国と婚姻関係を結んだことで斉国の動きを牽制し、エイ・シはいよいよ積年の恨みを晴らすべく魏国を攻める。魏を服従させ、王を名乗るのだ…!



――秦国――
[A] 恵文君(嬴駟/エイ・シ
秦の君主。恨みを決して忘れず根に持つ性質。
[B] 張儀
魏人の自称"名士"の遊説家。情ではなく金や名誉のために動く男。
[C] 公孫衍(コウソン・エン)
秦の大良造。別名"犀首"。元は魏の将軍だった。仁義に篤い情の人。
[D] 嬴華(エイ・カ)
秦の将軍。秦国一の猛者と言われている。

――魏国――
[E] 恵王(魏罃/ギ・オウ
魏の君主。
[F] 惠施
魏の宰相。国の危機的状況を把握しておりプライドの高い恵王の暴走を食い止めるのに必死。
[G] 魏嗣
魏の公子。母が庶民の出のため立場は弱く、幼い頃に秦へ人質として送られる。
[H] 魏赫(ギ・カク)
魏の太子(後継者)。日々遊びほうけている愚鈍なボンボン。

――楚国と義渠――
[I] 芈丫頭(ビアトウ)
楚国の没落公族の娘。かつて張儀を助けてやったことがある。ギキョ・ガイの恋人で、いつか彼が迎えに来てくれる日を待っていたが…。
[J] 義渠駭(ギキョ・ガイ)
草原の民・ギキョ族の王。かつて楚国へ亡命していたが叔父に連れ戻され王となった。

* * * * *

なんだこのドラマ、主人公ワルすぎない?第9話ラストなんて悪そのものじゃん!これじゃ始皇帝か随の煬帝かって…個人的にはツボだけど!w 張儀もアカンすぎて同情の余地がない。腹立つなーこいつ。
前作の人情味溢れる作風が好きだった人にはこれかなり拒否られそう。同じ原作とは思えない作風だ…。


→インデックス