自己効力感を高める方法☆

脳×マインド×潜在意識を使いこなして

自分らしく自由に生きる

幸せ脳のつくりかた

西村ゆかりです。

本日は、「自己効力感」
についてお話してみたいと思います。

自己肯定感については、
普段から、よく見聞きすると思いますが、
自己効力感とは、何でしょう？

自己効力感というのは、
自分はやり遂げることが出来るという自分への期待や、
自分には力があると感じられる感覚のことや、自信です。

英語では、
セルフ・エフィカシーと言います。

コーチングを
勉強されたことがある方なら、
聞いたことある言葉かもしれませんね。

願望実現には、
とても大事な感覚になります。

何かを始めようとしても、
自分に出来るわけがない
そんな力はない…と思っていると、
物事を推し進めていく力が
弱くなってしまうので、
当然、達成率も下がってしまいます。

逆に、自分なら、
やれるんじゃないか、
何故か出来そうな気がする。

根拠はないけど、
自信があるっていう場合は、
パフォーマンスも上がるので、
達成率も高くなるんです。

このような感覚が持てる人は、
内なるエネルギー値が高い人ですね。

あなたの自己効力感はどうですか？

もしも自己効力感が、
足りないなと感じる場合、
どのようにすれば
高めていくことが出来るのか。

これについては、
カナダの心理学者が
５つの要因を提唱しています。

①直接的達成経験
②代理経験
③言語的説得
④生理的・情緒的喚起
⑤想像的体験

ひとつずつ、
説明していきますね。

①直接的達成経験とは
自分自身が、
経験したことのある成功のこと。

例えばテストで100点取った
コンテストで賞をもらった
営業成績でトップを取ったなど。

成功した経験があれば、
次も成功できると思いやすくなりますよね。

これについては、
長期間取り組んだり、
苦労して高い壁を超えたなどの経験があると、
より高まりやすいです。

②代理経験とは
他人の経験を、
見聞きしたことによる疑似体験のこと。

例えば、仕事を頑張って、
すごい成果を出している人のことや、
勉強熱心な友達が、
いつも良い成績を取っているのを見て、
自分も頑張ろう！とか、
自分にも出来るんじゃないかって、
思ったことありませんか？

代理経験は、身近な人や、
実在の有名人を通しても可能だし、
主人公が努力して、
成功をつかむような映画や、
漫画でも、代理経験ができます。

私の場合は、
鬼滅の刃の炭治郎に、
絶大なパワーをもらっています（笑）

憧れの人の真似をする、
などにも効果がありますよ。

③言語的説得
これは他者からの
言葉による励ましです。

特に、信頼している人や憧れの人、
自分が目指すところを、
すでに達成しているような
成功者からの論理的な説明とともに、
励ましてもらえると、
とても効果があります。

家族や友達など身近な人から、
あなたなら大丈夫！
絶対に上手くいくよなどと、
励ましてもらうだけで、
自信や勇気が湧いて、
本当にできそうな気分になることがありませんか？

他にもポジティブな歌詞の応援ソングを聴いて、
ヤル気を充電するとか、
自分で自分に、
自分ならできる！！と、
言い聞かせるのも効果があります。

④生理的・情緒的喚起
体調を整えたり、
気分を盛り上げたりすること。

例えば寝不足の時や、
何かショックなことがあった時は、
元気が出ないし、
なかなか行動する気にも、
なれないですよね。

普段から自分の心や、
身体の声をしっかり聴いて、
コンディションを整えておくって大事なんです。

⑤想像的体験
これは、イメージによる
成功体験のことです。

イメージトレーニングで、
成功体験をリアルに思い描くことで、
自己効力感を高められます。

逆に失敗のイメージが、
先行してしまう人は、
本当に達成できないといったことが、
起こりやすくなってしまいます。

以上５つの要因をご紹介しましたが、
あなたの自己効力感は、どうでしたか？

根拠のない自信を持てと言われても、
なんだか難しいように感じるけど、
５つの要因をひとつひとつ見てみると、
それほど難しいことではないように思いませんか？

そして自己効力感を高める以前に、
もっと大切なことは、
自分が本当にやりたいことをやることです。

無理に自己効力感を高めて、
やりたくもないことに
取り組むというよりは、
やりたいけど、
ちょっと怖いな…と感じる時に、
自己効力感を意識して、
行動力を上げてみてください＾＾