今年卒寿を迎えた老母が、昨日入院し本日手術を行なった。
以前、当ブログでも書いたが心臓に難ありの身となった。
その後、そりゃ90歳ともなれば身体の機関もあちこち悪化したり、思うように機能しなくなり、結果心臓にペースメーカーを挿入する事になった。
そんな状況下では、担当医も本来ならしない方が良いと薬で看てくれていたが、いよいよペースメーカーを入れた方が佳いと判断。
本日、14時に手術が行われた。
ところが、予期せぬ事が起きた。
心臓が止まった…。
手術時だったので、すぐに対応して再び動くようになったが、それでも心臓が止まる=脳に酸素が行かなくなる時間が出来たので、当初心配などしない脳のダメージのリスクが出てしまった。
もしリスクが起きたらどのくらいのものか?
それは、本日の段階では全く見当もつかない状況。
肺にまで呼吸用の管を口から入れられ麻酔で眠ったままの母と面会。
身体をさわってあげると、多少の反応があったが、それがその刺激なのか術後の辛さに対しての反応なのかは判らないが…。
しばらく家人と様子見つつ、病院を失礼しようとエレベーター前で待っていたら、看護師さんが走って来て「麻酔が覚めたようですよ」と教えてくれた。
すぐに、母のベッドまで戻り、話しかけると判っているようだし、手をにぎりかえしたり、わずかに頭を上下または左右に動かし、Yes、Noを伝えて来たので、最悪レベルの脳のダメージは無いと解った。
少し安堵。
しかしながら、他部も含め後遺症が出るかどうかはまだ予断を許さない。
元来のペースメーカーの装着は上手く行ったとの事でもあるので、1日でも早く元の生活に復帰して欲しいと願うばかり。
