今年は野球が面白かったが、ついに今年最終の野球試合の日が来た。
「プレミア12」の決勝戦だ。
野球の国際大会には「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」と「プレミア12」と2つある。
昨年、栗山英樹監督が大谷翔平、ダルビッシュ有、村上宗隆、ラーズ・ヌートバーらを率いて優勝したのは「WBC」。
WBCはアメリカのメジャーリーグが主催の世界公式大会。
今回の「プレミア12」は国際野球・ソフトボール連盟主催の国際大会。
何が違うかと云えば、乱暴に言えばアメリカが本気かそうじゃないか位。
なので、プレミア12の方が正直選手の見劣りがする。
日本にだって、俺も知らない選手がいたりしたもんね。(苦笑)
で、その決勝戦が昨日に東京ドームで行われた。
日本対チャイニーズ・タイペイ(台湾)の一戦。
入場時に混雑するかもと思い、試合開始の1時間前に集合したら、すんなり入れちゃった。
ほぼバッターボックス後ろ線上の2階席上段にて観戦。
前の席に一人で観戦に来てたおっちゃんが何かやたら話かけてくる。(笑)
でも、その人からの情報で、マウンドの砂で投手が投げるムーブ上の土は入れ替えてるとの事で、なるほど色が違う。
ピッチャー・マウンドの後ろにあるのは開会式用の旗。
マウンドの前の方にある銀色の物体は優勝トロフィー。
その横の方、一塁ベンチに近いところには、中居正広、松坂大輔、古田敦也、テレビ朝日大西アナが。
そして開会式。
そして両軍のスターティングメンバー発表。
先発ピッチャー、日本は戸郷投手。
台湾は、本来前日先発発表したものの、決勝進出が決まり罰金を払ってまでこの日に先発させたかった名実ともに台湾のエース、リン・ユーミン投手だ。
ま、正直ここまで全勝した日本、リードされても逆転勝利もしているし、大方の人が日本圧勝と思っている。
でも、最後の最後に1試合だけ日本負けたら、それはそれで可笑しいな、などと一緒に観戦した知人と話したが、この日は日本の調子が上がらないのだ。
4回まで両軍ランナーが出ても得点に至らずに進んでいく。
5回表の台湾の攻撃の際、トイレへ行ったらその間に8番打者リン・ジャーチェン選手がホームランを打って1点先制。
席へ戻ってきたところでチェン・ジェシェン選手の3ランも出て台湾の猛威が侍ジャパンを襲う…。
これで4-0となる。
侍ジャパンのエース戸郷打たれる…。
日本の打線は湿り続ける…。
7回には台湾がダブルスチール敢行。
ここで国際審判団協議中。
どうやら、ポール際への打球のファウル判定を巡っての協議で、リプレー検証を行う事に。
結果、ダブルスチールが成功!
調子付いていく台湾チームだが、2死2、3塁で5番パン選手の一塁セーフの判定を巡り、今度は日本チームがチャレンジ要請。
リプレー検証後判定が覆る!
ランナー二三塁からゲーム再開となり、6回から投げてる隅田投手がショートゴロに打ち取り 3アウト。
7回なので、ここで盛り上がって行きたい侍ジャパンだが、牧、源田、佐野と期待の3選手が三者凡退とあっさり終了…。
ちょっと、この辺りから日本ヤバいよな?という空気がドーム内に漂い出す。
そして、9回裏先頭バッター3番辰巳選手が出塁。
続く4番森下選手の内野ゴロで、なんと走者1塁2塁となったと思ったがアウト判定で日本もリプレー検証要請するも覆らず、1死1塁で打席に5番栗原選手。
打球はファーストライナーで、一塁走者 森下選手が塁を飛び出しておりダブルプレー!
3アウト…試合終了。
チャイニーズ・タイペイ台湾チームが見事初優勝を決めた!
ここまで全勝で来るも、昨日この台湾には勝利するも、最後の一戦で敗れた侍ジャパン。
この試合に関しては、とにかく打線が振るわず、わずか4安打。。。
勝てる気がしなかった。
日本チームの監督、コーチ、選手、スタッフ、皆悔しい思いでしょう。
お疲れ様でした、日本チーム。
それにしても、まさか試合開始時に知人と話した結果になろうとは?!
今後は、ロス・オリンピック、WBCと国際大会が続きます。
このメンバーが中心で闘う事になるでしょう。
今回は彼らにとってとっても大きな良い経験になったのは間違いないので、次なる国際大会で日本の「野球」の凄さを世界にアピールして欲しいと願っております。
そして、台湾チームも!
また決勝戦で相対する姿が観たいです。
第3回 「WBSCプレミア12」大会は見事にチャイニーズ・タイペイが優勝!!
おめでとうございます!