今年は、カレーをやたら食べたくなっている。
実は、以前東京六大学野球観戦後に新宿で買い物がてら、フラッと入った店のカレーが美味かった。
場所は、新宿の老舗である「紀伊國屋書店」の地下。
上掲画像のエスカレータで上がると目の前に見えるガラス張りのお店がある。
「CLOVE」というお店です。
手前に4席ある小さいテーブルが1つとあとはカウンターだけの店。
紀伊國屋書店の地下だと、昔から有った「モンスナック」は真向かいにあるので、カレー店が対峙している状況。
「CLOVE」はこだわりのありそうな3種のカレーだけ。
トッピングはチーズ以外すべて野菜!
頼んだのは「玉ねぎ丸ごとスパイシーカレー」に茄子をトッピング。
前払いシステムで計¥1,050を支払う。
そして到着!
ライスにはハーブが乗り、カレーは大きめな鶏肉が2個入っていて、ライスの脇にはゆで卵、スライスきゅうり、細切りのにんじんと、何かに着けたプチトマトが添えてある。
いざ実食!
一口目の印象はカレーはあっさりした感じだが食感はすりおろして溶け込んだ玉ねぎがすごくよく判る。
そして、食べ進めるうちにスパイスが利いてきて辛さがじんわりと追いかけて来て汗が流れ出す。
香りとスパイスの分量が絶妙で、今年食べたカレーの中では一番美味かったと思う。
欲を言えばもう少し塩味があっても良い。
トッピングをナスでなくチーズにすれば良かったか?
あと、玉ねぎを多量に使うと甘くなる事も多いが、こちらでは甘さは無し。
やわらかなコクとでも言えば良いだろうか…、そういう効果が出ていた。
カウンター前の卓上に2つのスパイスが。
「カルダモン」と「ディルパウダー」。
カルダモンは生姜科の香辛料で東南アジアでよく採れるらしい。
ディルパウダーはセリ科の植物の種子を粉状にしたものインドの山椒みたいなものか?(笑)
ただ、このスパイスは厨房に向いたカウンターの中央にしか置いてないようで、他の席の前には福神漬けしか無かった。
それなりの辛さと野菜のまろやかさ、ハーブの香りの少しだけオシャレな感じのカレーでした。
今度はチーズをトッピングで食べてみたい!