昨日から今日にかけて、日本のマンガ~アニメが界揺れた。
まずは、漫画家の鳥山明氏が3月1日に急性硬膜下血腫で逝去。
おそらく現代では、「ドラゴンボール」と「ファイナルファンタジー」のあの絵が特筆して有名だと思うが、自分は実はどちらも通ってきていない。
自分にとっての鳥山作品は何と言っても「Dr.スランプ」だ。
1980年と言う時代が豊かになっていくそのタイミングで、それまでなかったアメコミタッチな作画と型破りな設定のギャグに当時はめちゃくちゃ惹かれた。
登場キャラクターがどれも秀逸で、サブキャラ好きの自分は宇宙人なのに名古屋弁を駆使する「ニコチャン大王」に嵌った。
頭部が尻でその先に飛び出てるのが鼻。
屁をこくと、異常に臭がる。(笑)
さらに凄いのは、もっとも嫌われる排泄物をファンシーな存在に仕上げた事!
どう見たって可愛いもん。(笑x2)
多くの子供を、いや大人だって夢中にする作品、作画を数多く送り出した鳥山明氏に改めて賞賛の拍手を送りたいと思います。
鳥山氏の訃報を昨朝知って驚き、仕事を終え深夜帰宅したら今度は「ちびまる子ちゃん」ことTARAKOさんの訃報が…。
「ちびまる子ちゃん」も原作は読んでおらず、テレビアニメしか知らないが、ちょうど日曜の不動人気アニメ「サザエさん」の前枠での放送が功を奏し、温かみある佳き昭和の家庭と子供を生き生きと描き、お茶の間で安心して見れるそれらの時間がどれだけ貴重なものだろうかと思います。
それは、主人公まる子を演じたTARAKOさんの存在がとても大きい。
原作者のさくらももこ女史も4年前若くして急逝したが、TARAKOさんも早すぎる死だ。
アニメ「ちびまる子ちゃん」の裏話として、実はまる子の声を担う声優さんが決まっていたが、さくら女史がどうしてもイメージと違うと言う事で、また新たにオーディションをして、TARAKO女史になったと言う。
自分は、この方は元はシンガーソングライターだとずっと思っていたが、劇団を主宰したりと、マルチな活躍をされる才女だったのですね。
心よりご冥福をお祈りいたします。
お二人ともまだ60代。
本当に早すぎる旅立ちが残念でなりません。
安らかな眠りをお祈りいたします。