青砥で「孤独のグルメ」気取りで~「モツヤキセキヤ」 | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

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不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

先週末、仕事で初めて「青砥」に行く事に。

仕事自体は難無く終わり、気が付けばもう夜の帳が落ちている。

すると「何か、腹減ったなぁ~」と「孤独のグルメ」のような気分。

初めて降り立った青砥で何食おう?

と言いつつ、一人だと大概はラーメン屋さん。

今回もスマホで「青砥 ラーメン」で検索したら、「豚麺ポルコ」なる店を見つけ惹かれるものの、よく見たら営業は昼だけで、夜はもつ焼き屋さんだった。

年寄りのくせして、どんどん「もつ」が好きになっている肉食変爺としては、これはこれで有りか?

評判も良いので足を運ぶ事にした。

駅前のビルの1階?半地下?にその店はあった。

モツヤキセキヤ」の看板発見!よく見ると「豚麺ポルコ」の部分はちゃんと目隠しテープが張られていた。

入口にメニューもあるので安心。

店内は客はおらず、自分がこの日の第1号客か。

まずは、生ビールともつ煮を頼むと、お通しは枝豆!いいねぇ~。

「もつ煮」は塩味のようであっさりとしながらもモツの存在かしっかり感じ取れる逸品。

「枝豆」も適度な塩加減がよろしいです。

「もつ」は好きだが、詳しくないので、まずは「おまかせ5本串盛り合わせ」をオーダー。

左から、シロ、レバ、ハラミ、ハツモト、軟骨で、全て塩で頼みました。

知ってるのは、レバ、ハラミ、軟骨。

とりあえず、左から1本づついただく。

「シロ」は鳥皮に似た食感だが、焼き目のパリっとした感じと裏側の何とも言えない柔らかみが口の中を楽しませてくれた!

「レバ」も苦み臭みは無く、とても食べ易い。

「ハラミ」はもう、王道ですから、安心して食べれます。

「ハツモト」はハツ=心臓の元にある部分で希少らしい。

コリっとした食感が食べ応えを感じます。

「軟骨」も王道だが鶏の軟骨とは一味違う。

どれも美味しい。

ビールはすぐ空に…。

2杯目は、下町っぽく、昭和っぽく、「バイスサワー」をオーダー。

「バイス」は「ホッピー」と並んで、貧しき昭和の飲兵衛に愛された、焼酎の割りモノ。

梅酢をイメージして「バイス」としたらしいが、実際は紫蘇に果汁などを混ぜたものらしい。

次に頼んだのは、「大人のポテトサラダ」。

ポテトサラダも大好物。

で、何が「大人の」だったのか?

要は、散りばめられた茶色いものがローストガーリックチップで、にんにくの香りがそれを示しているようだ。

でも、それほどニンニク臭は感じない。

ポテトサラダ自体は優しい味で柔いタイプ。

さて、もつ焼きをもう少し頼みましょう。

さっきの5本盛りの「シロ」が面白かったので、それが何かを訊いて頼もうかと。

さらに「テッポウ」なる部位も気になったので訊いてみる。

シロは直腸を開いたもので、開かずに調理したものが「シロコロホルモン」らしい。

そして「テッポウ」は直腸の尻尾に近い部位でコリコリと柔らかい部分ともに楽しめるそうで、ではその腸の串焼きを食べ比べてみましょう。

ちなみに左が「テッポウ」で、右が「シロ」。

どちらも塩で。

テッポウは皮の部分がシロよりちょっと固めでこれがコリコリに似た食感となり裏側はとても柔らかくクリーミーな感じで、なるほどこのWの食感は楽しめます。

シロもこの日2本目ですが、やっぱり美味しい。

酒も進みます。

何を頼もうか、メニューを見ていたら、ドリンクメニューの1番最初に「セキヤハイボール」なる店オリジナル酎ハイがあったので頼んでみた。

うわっ!ヤバい!これ!!

効く~~~~っ!!!

かなりアルコール高めです。

メニューの説明書きには、

「焼酎+炭酸に自家製シロップを割った伝説を受け継ぐ味。レシピは店主と師匠しか知りません。」とある。

すぐ酔いたい方は、もう初っ端からこれをどうぞ。(笑)

この魔のドリンクを飲み終えて、この日はもうお手上げ。

お会計は¥3,040也。