無店舗ラーメン店にて「貝出汁ら~めんとチンピラ玉子」 | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

昨日、ランチでちょっと変わったラーメン店でちょっと変わった品を食した。

京王線笹塚駅沿いに先月から始めた謎多き(?)店へ。

そこそこ目立つ看板に「麵屋吟治ZERO」とある。

ビルの6階で営業中。

だが、ビルのフロア看板の6階には「munasawagi Bar」とある。

よくよく見たら「間借りら~麺店」とあった。(笑)

狭いエレベーターで上がると、いきなり洋楽LPジャケットが飾られれているまさにバーと言う感じ。

どんなラーメンがあるのか?

お品書きを見る。

大まかに「煮干し醤油」、「貝出汁塩」、「まぜそば」、「限定麺」の4種にバリエーションが混じるラインアップ。

煮干し醤油が一推しらしいが、煮干し醤油ラーメンはこれまでも何度も食べたので何となく想像も付くし、貝出汁ラーメンは記憶にある限り笹塚のお隣幡ヶ谷の「不如帰」でかなり昔に食べたくらい。

なので「貝出汁塩ら~めん」をオーダー。

裏にもトッピングメニューがあった。

メニュー真ん中ら辺に「チンピラ玉子」とある。

チンピラ玉子…??

きんぴら玉子と言うならまだわからなくも無いが。(いや判らん・苦笑)

店主に尋ねると「ゆで卵に麻辣醬で作ったタレを掛けた感じ」との事。

せっかくなのでそれもオーダー。

そしてご対面!「貝出汁塩ら~めん」&「チンピラ玉子」の二品。

カウンター越しのBar感も垣間見えるかと。

主役の「貝出汁塩ら~めん」!

澄んだ綺麗なビジュアルです。

出していただいた際に店主が「チャーシューが小さいところになっちゃたんで二枚にさせていただきました。」とおっしゃった。

嬉しいねー、って言うか一見の客なのだからそのまま出せば解らないのに、わざわざ言ってくれるところに店主の誠実さが伺える。

他の客との会話で聞こえたのだが「麺屋武蔵」で修業して、自分なりのラーメンを通販で始めたとの事。

なので、元々が無店舗状態だったのか。

たまたま、本来この店のオーナーとの縁で日中は間借りして営業している。

さてさて、主役のラーメンはと言うと、あっさりながらも麺に油がからみ食べ応えを感じる。

麺が少し平たい縮れ麺で、佐野ラーメンのような雰囲気があったので自家製麺なのか尋ねると特注麺だが店内でよく揉んでこの縮れ感を出しているとの事。

スープはほんのり貝の香りはするが、特に貝を主張している感じはしない。

そして脇役の「チンピラ玉子」。

これはネーミング同様なかなか面白い味わい。

思えば、ゆで卵って家では塩か醤油、稀にマヨネーズで食べるが、そうかぁ、麻辣醬とか

エスニック的なものと合わせていいもんだと思いました。

トッピングメニューも全部店主が自ら仕込みをされている。

 

ちょっと変わったラーメン店で、ちょっと変わったラーメンとトッピングを楽しませていただきました。

お値段は「貝出汁塩ら~めん」\950、「チンピラ玉子」\150で合わせて¥1,100也。

まあまあのお値段でした。