映画「あしたのジョー」(1970年実写版)~さらばGYAO~ | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

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不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

ネットの世界では、数多の映像コンテンツがあるが、この日本で早くから映像サイトとして活躍してきた「GYAO」が今月3月31日17時を持って終了する。

残念です…。

そんなGYAOで、1970年の実写版「あしたのジョー」を観た。

もちろん不朽の名作の、あのアニメの実写版。

ちょっと前にジャニーズの山下くん主演でもリメイクされてたね。

主演は石橋正次、監督は長谷部安春。

まずはノッケから今では信じられないシーンのオンパレード!?

都バスに掴まって公道移動。

これ…銀座じゃない?(苦笑)

さらには、大型の橋の欄干を駆け上がっていく。

上掲画像の右側「太刀川寛」という字のすぐ右です!

こんなロケを平然とやってたのね…?!

石橋正次氏も凄いが、こんな位置までカメラだなんだ機材とスタッフが昇ってるわけですから。

(今ではドローンで撮影出来るが…いや撮れても橋の欄干を駆け上がる俳優はいない…。)

 

映画はと言うと、思ってたよりも良かった。(笑)

あの時代の若手俳優でやんちゃ感がありながらも前向きさを上手く演じられるという点では、石橋正次氏は正解だと思う。

対するライバルの力石徹役は亀石征一郎。

正直こちらは、「…?」と感じたが、ボクシング経験のある方のようで、その辺りが起用に結び付けたのかもしれない。

映画は、プロの世界に入り、お互いプロボクサーとして初の一騎打ちを行ない、試合直後に力石徹が他界する、マンガ前半のあの名シーンまでを描いている。

全体的にはいいテンポ感で観易く印象が良いが、最後に力石の死因となるジョーのパンチで後頭部をロープに打ち付けるシーンが無いのは腑に落ちない…そこだけ、なまじ子供の頃にアニメもマンガも見た世代ゆえか、気になってしまった。

 

もうギリギリですが、今週土曜(18日)23時59分まではこちらで配信中。

よろしければ、是非ご覧ください。

 

GYAO、今になって他にも興味深いコンテンツを色々上げてたんですね…!

ブルースものの映画や、格闘技を扱った映画とか、出来るだけ観たいと思います!