昨日は、神宮球場にて東京ヤクルトスワローズvs阪神タイガース戦を観戦。
実は、この日にスワローズ優勝、或いは村上選手の60or61本塁打達成のどちらかが観れるのでは!と思いながら前売りチケットを購入。
だが、この1つ前の試合でスワローズはリーグ優勝を決め、村上選手も王・ローズ・カブレラと並ぶ55本塁打止まりで不調が続いている。
せめて、56号を放って日本人選手最多本塁打記録でも観れたらなと淡い期待を抱いて向かった。
知人に一緒に観戦しようと誘って、自ら17時集合と連絡したのに、当日になって何故か17時30分集合と勝手に思い込んで長らく待たせてしまうは、カメラを家に忘れるはで、この時点でなんか嫌な予感…。
さて、昨日は阪神タイガースを迎えての一戦。
本来なら夏に行うはずの試合が雨天中止の仕切り直し試合。
神宮では見納めになる阪神矢野監督と言うこともあるのか、この日チケットは完売!
高津監督と最後の登録票交換。
でも、きっとこの直後矢野監督は頭に来たんだと思う。(苦笑)
だって、タイガースはフルメンバーだけど、スワローズは若手の2軍にいてもおかしくない微妙なラインの選手ばかり。
奇しくもここ神宮球場で、昨年ヤクザ言葉で今や村神様と呼ばれる村上選手に怒号した性格からすれば、優勝決めた後のチームだと理解るところはあるだろうけど、あの性分だからね~。
で、先発投手はスワローズ高梨、タイガース青柳の両軍。
高梨が2球目を投じるや、先頭打者中野選手に思いっきりホームランを浴びる…。
やはり嫌な予感は当たっていたような気がした。(苦笑)
阪神初回に1点を先制。
まあまあ、優勝は決まったので、今日は勝ち負けよりも、そう村神様の56号が大事!
優勝も決めたのでチームとしては打席数が多くなるよう敢えて1番に置くのか?とか、もう日本新記録は無理と判断し、三冠王狙いでそのまま4番か或いは3番とかに置くか?興味があったのだが、ぶれない男高津監督は村上をいつものように4番に置きました。
しかし、嫌な予感は的中し、結論を言うと彼のバットが火を噴くことはなかったでした…。
対するタイガースでは、やはり佐藤選手が気になりますね。
この日は6番でした。
スマホだとやはりバッターボックスは遠いので、ライト守備の佐藤選手をパチリ。
そしてゲームは怒れる(?)矢野阪神が着実に点を重ね、5回終了までで4-0と優勢。
ここで、前述のように本来8月の試合だったと言うこともあり、スポンサーから9月だが優勝祝いもあって花火が上がる。
さあ、これを機にスワローズ後半しぶとく行くか?
それを占う“つば九郎くるりんぱ”は??
当たり前だが不発。
しかし、唯一の見せ場は2番に入った宮本選手のソロホームラン!
今季第1号で、なんとか4-1に。
やっと神宮に傘の花が咲く。
多分、今年のペナントレースはこれが見納めになるだろうから、この傘花が最後か。
(もし、日本シリーズに行ければ、また見れるだろうが)
8回終了し、村上の打順も無さそうとなって、知人がもう帰ろうと言い出し、ここで球場を後にした。
このまま、この日はタイガースが勝利。
一夜明けて本日。
スワローズに途中移籍したベテランのレジェンド選手2名が現役引退を表明。
東北楽天イーグルスから来た嶋捕手、そして福岡ソフトバンクホークスから来た内川選手。
嶋捕手は2000年代のプロ野球を引っ張った素晴らしい野球選手。
東日本大震災後、まだまだ東北地方がその機能を回復でききれていない中で再びプロ野球再開の際に「見せましょう、野球の底力を!」の名言は今も耳に残っています。
今季一度だけバッターボックスに入り凡打でアウトになった際に場内で大きな拍手が起き、中継解説の江本氏がびっくりして「嶋の最後の打席みたい」と言い炎上しましたが、まさにその通りになってしまった。
そして、内川選手はベイスターズで活躍しその後ホークスに移籍。
力強いバッティングが魅力でプロ野球だけでなく国際試合でも活躍。
ただ、若干性格面で上手く渡り合えないところがあるようで、その活躍ぶりからするとダークヒーロー的にみられてしまう。
だけど、今期はスワローズの1軍がコロナのクラスター化した際には、2軍選手と一緒にその穴を埋め、率先してチームを引っ張ってくれていたように感じました。
嶋捕手&内川選手、長い選手生活お疲れ様でした!、
そして最後はスワローズに来てくださってありがとうございました!
今後のお二方の人生に幸多き事を心より願っております。
追記
この翌日には、最後の近鉄バファローズ闘志の坂口選手も引退を表明。
小川~真中スワローズを支えたリードオフマンでした。
嶋捕手、内川選手同様お疲れ様でした、そして今後の人生も実り多き事を願っております。