久々に、プチ散歩的な外出を本日してまいりました!
コロナ禍で不要不急の外出は出来るだけ自粛したつもりでした。
それにしても、散歩散策さえも気が引ける日々なんて…誰がこんな日々したんだ?ホント!
やはり、安穏、平和な毎日がいいですね。
ってな事で、再開の「モヤモヤ ブラ 散歩」は、「平和の門」と「平和の森公園」へ!
実は、前から気になっていて一度訪れてみたかった「平和の門」が昨日今日で公開見学会を行うとの事で訪れた。
「平和の門」と言うのは通称で、旧中野刑務所正門でさらに文化財名として「旧豊多摩監獄表門」と言う。
ま、順序としては、もともと「豊多摩監獄」で、その後「中野刑務所」とその名が変わっていった。
かつては小説『蟹工船』の作者の小林多喜二や、アナーキー作家の大杉栄などが投獄され、どちらかというと思想犯を主に収監していたようだ。
現在は刑務所は無くなり、この門のみ残っていたのだが、門の保存か取り壊しかの論争が起き、「文学や歴史など学問と深く結び付いている門で、戦争の社会的背景や平和の意味を学ぶために必要不可欠な門であることから、いつしか『平和の門』と呼ばれるようになった」と言う事で中野区有形文化財となり、移築保存の方向らしい。
その「平和の門」がこちら!
結構な人が訪れており、門周辺は蜜状態。
レンガ造りのしっかりした門です!
震災も戦火をも絶えたそうです。
一部改修したんじゃないの?と思えるほどの綺麗さで驚き。
門の内部も拝観しましょう!
ドアの上には“SGT OF THE GUARD”と書かれていたのだろか?
もう古めかしいのだけど、何でだろう?有難く思えちゃうのは!(笑)
窓のシェイプなんかもいい感じです。
門の裏側も。
外には、かつての中野刑務所時代の航空写真も。
そして、現在の同場所のグーグル画像も。
影になって門の位置がちょっと判り辛い…。
かつての刑務所施設の場所は、トラックや野球場などのある公園となったようです。
また、隣接の新井区民活動センターでも、この門に関する写真展示もしておりました。
せっかくなので、かつては刑務所敷地だった「平和の森公園」も寄ってみました。
公園内案内板を見るだけで、スポーツに関連する公園なのが解ります。
すぐに、色鮮やかな競技トラックがお出まし。
そして、トラック内の芝生部分はプチキャンプ?バーベキューも出来るそうです。(要事前申請)
サッカー場や、さらに奥には野球場もあり、隣接する施設は「キリンレモンスポーツセンター」という総合体育館までもありました。
もちろん、公園に似合う池や散歩道も。
こちら、ドッグランなども有り、色々な楽しみ方が出来ます。
しかし、ここがかつては自由を奪われる刑務所だったとは想像できません!
まして、子供たちの無邪気な姿や親御さんの笑顔を見ていると…。
久々のプチ散歩は、改めて自由度や快活さなどというものを考えさせられるものとなりました。
まだまだ不安、不穏、不信を拭いきるまでには行かないですが、少しづつでも外出を楽しんでいけたらと思います。