「女必殺拳」無料配信鑑賞 | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

先日、期間限定の無料配信企画で「女必殺拳」を観た。

昔観たと思ったが、どうやら勘違いか全く記憶に触れるものが無かった…。

1974年作品で、志穂美悦子初主演のアクションものと言うかカンフーもの。

この当時は空前のブルース・リー人気で香港カンフー映画が大ヒットしていたので、日本でも強引に香港カンフー映画を作り、主役には女性初のアクション俳優としてデビューしたばかりの志穂美悦子をスターダムに乗せることも含めて作られたのだと思う。

(志穂美悦子は、当時子供だったわたくしは「キカイダー01」の“ビジンダー”役が記憶に大きい。)

 

彼女は、当時アクションスター養成も行なっていた千葉真一の元に入門。

この作品もある意味千葉真一プロデュースのような位置づけにあると言えよう。

当然、師弟共演しています。

先日鬼籍に入られた千葉真一氏の追悼も含めての鑑賞。

 

で、内容はと言うと、こりゃもう和製女版「燃えよドラゴン」!

志穂美悦子演じる主人公は、強引な日本と香港のハーフで、かつカンフーの名手。

兄が警察組織に協力し麻薬捜査のため潜入するも連絡が途絶え、今度は同じカンフーの使い手の妹を潜入捜査させると言う乱暴なストーリー。

今見ると、圧倒的に志穂美悦子のアクションの素晴らしいこと!!

それにルックスの良さも加わり、改めてスクリーン映えする女優さん、しかもアクションまでもなので、その凄さを改めて知らされました。

今は、元フォーク歌手の嫁として過ごす傍ら、フラワーアートの第一人者として活躍中。

 

こんな時代だからこそ、老齢の域ながらも、世間に蔓延るバカどもをボコボコにするような作品なんかに出てくれないかしら?(笑)

もう配信は終わってしまったので、本編でほとんど使ってないシーンばかり(?苦笑)の予告編をどうぞ。

 

ps)山本昌平の存在感が志穂美悦子の存在感とバトルしてます!