東京オリンピック閉幕 | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

開催自体が物議を醸した「東京オリンピック」が昨日閉幕。

まずは、テロやクーデターなんてとてつもない出来事がなく終わったのは良かった。

ただ、2週間後ですよね。

日本国内のみでなく、東京オリンピックのために来日した全世界の国々で「五輪型コロナウィルス」なんてのが蔓延しないといいのだが…。

 

個人的MVPはやはり好きな野球から、伊藤大海投手と甲斐拓也捕手だろうか。

まず、伊藤投手だが、対韓国戦での“ロジンパックの消える魔球(?)”の件。

韓国チームから付け過ぎでボールがよく見えないと言う申告があったが、伊藤投手は普段からあれくらいにロジンパックを付けていたのかな?

であれば、彼にとっては普通の事となる。

しかし、あの試合に限って大量に付けたとしたらその理由は?

本人曰く「手に汗をかくのであの位使用する」との事だったが、それが嘘だとしたら??

だとしたら、対日本となると些細な事にも血が昇る韓国人に対しての戦略だったのかも知れない!?

韓国側の集中力をそっち側に向けて反らすと言う戦略…?

もしそうなら、恐るべし頭脳とハートを持つルーキーですぜ、伊藤は!

そして、その女房役の甲斐捕手!

キャッチャーとしての働きはもちろんだが、打者としての活躍も!

対アメリカ戦の初戦でのサヨナラ打が鮮烈だが、やはり韓国戦での四球はこれまたプロならではと言うか相手が韓国だからこその戦略的四球チョイスだったのかも?と思えた。

8回の日本攻撃時、2死2塁で8番ながら現在ホームラン王を岡本(巨人)と競う村上を申告敬遠し、2死1・2塁で甲斐が打席に。

本来なら「なめやがって!」と打ちに行くところだが(まして、先のサヨナラ打もある打てる捕手だし)、敢えて四球まで待って、2死満塁にしたことで逆に韓国が自らプレッシャーを背負う状況に持っていったとしたら…?!

凄すぎる計算!

さらに、続く1番山田にはカウントをよく取りたいだろうからストライクを取りに来るはずと読んだ山田選手の「もう、初球を叩くと決めていた」と言うあの得点に至ったわけだ。

試合後に稲葉監督も「(甲斐)拓也の四球が非常に大きかったと思います。打ちたいところを我慢して四球を選んで次に繋げてくれた。」と言ったように、「フォアボール」を選んだ事が勝利を導いた。

 

自分はいつもそれほどオリンピックに見入るタイプではなく、興味のある種目や選手を観る感じ。

その要因の一つには、時差中継と言うのがある。

しかし、今回は当たり前だが時差が無いので、起きてる時間、空いてる時間にテレビを付ければ必ずライブで何らかのスポーツが放送されているので、いつものオリンピックよりはちょこちょこっと観戦出来た。

その中で、凄いと思ったのが「女子飛び込み」の選手の1人。

中国代表で若干14歳の全紅嬋選手。

飛び込みと言うのは、入水時にいかに水の跳ねなく、しかしながら良い音も聞かせるかと言うある種矛盾を実現させる競技。

そんな中で、彼女はホント小石が落ちたくらいのような水跳で、審査員全員が満点を付けるという事態に。

あれは、たまたま観た分、驚きでした!

もちろん彼女は文句無しの金メダルです。

 

それと、もう1つ。

残念ながらその試合は観れていないのだが、敬愛するロック・ミュージシャン“ブルース・スプリングスティーン”の娘が乗馬競技で銀メダルを取ったそうな!!

ジェシカ・スプリングスティーン選手で、ブルースと彼のバンドEストリートバンドのメンバーでもあるパティ・スキャルファとの愛娘。

まさか、アメリカの「ボス」の娘が日本の東京オリンピックでメダリストになるとは、感慨深いものがあります。

ちなみにアメリカ女子馬術競技には、スティーブ・ジョブズ(アップル創業者)やビル・ゲイツ(マイクロソフト創業者)の娘も選手として参加していたとの事。

セレブの娘は「乗馬」が常識のようで…。

 

今回だけは「参加することに意義がある」と言い切れないオリンピックだっただけに、不安だらけ、不備だらけの中でも頑張ったアスリートには拍手を送りたいと思います。