毎年、本日は同じネタをあれこれ変えて書いております。
敬愛するロック・ミュージシャン「エディ・コクラン」の命日です。
1960年4月17日、イギリス・ツアーを終え、アメリカへ帰国するために空港へ向かうタクシーが事故を起こし帰らぬ人となりました…。
21歳でした。。。
実は、彼は本国アメリカ以上にイギリスでの人気が高まり、イギリスでのツアー中に追加公演の話がどんどん来たようだが、ソングライターで婚約者のシャロン・シーリーと一度アメリカへ戻って結婚式を挙げて落ち着いてからまた以降のイギリス公演を行いたいと考えていたようです。
ところが…。
エディのファンの私はかつて墓参りをしに渡米したことが有りました。
1993年、今度はエディの事故現場に花を手向けたいと渡英しました。
この頃もまだインターネットは普及しておらず、ミニコミ誌などの情報で「ローデン・ヒル」という場所で事故に遭ったことを知る。
そして、空港へ向かう公道で「ローデン通り」と言う道がその事故道路となるようだと言う事も知識に入れ、エディの命日の4月17日に事故現場へ着くべく、いざ渡英!
「ローデン・ヒル」の最寄り駅は「Chippenham」駅だと言う。
ロンドンから電車に乗る際にチケットを買うのに一苦労した。
同人誌には「チッペンハム」という駅、と書かれていたので、その通りに言うが伝わらない。
何度言っても伝わらない…。
そこで、文字で見せると「Oh!チッペナム!!」と言われ、“チッペンハム”でなく“チッペナム”と発音する事をここで初めて知った。(笑)
ロンドンから1時間程度だったか?
1993年4月17日にチッペナム駅に到着!
きったねぇ格好で行ってました。(苦笑)
さあ、現場を探しに行くぞ!と駅を飛び出るが、まず1つ私は大事なことを忘れていた…。
4月17日に来た事が大事なのに、カメラの日付の時差を直し忘れていた!
しかも、チッペナムに着いた直後に日付が変わり、カメラの日付は4月18日に…。
↑
(これは、帰りの電車の車窓越しに撮ったチッペナム駅) ここ!
で、さらに「ローデン・ヒル」の案内板?地名表示板?は見つかるも、「ローデン通り」で悩むのでした。
なぜなら「ローデン・レーン(Rowden Lane)」やら「ローデン・ストリート(Rowden Road)」やらあるわ、さらには「Lawden Lane」なんてのも有り、途方に暮れる。
ただ「ローデン・ヒル」のスペルが「Rowden Hill」だったので、おそらく「Rowden Lane」か「Rowden Road」だろうと、それらの道を歩き回った。
結局、明確な場所は特定出来ず…、残念だがそれでもこの辺りの何てことない町の風景がとても素敵に思えた。
事故はカーブを曲がり切れずに起きたらしいので、比較的大きなカーブで民家でなくちょっとした草木の生えている場所に用意した花を置いて帰途に着いた。
現在では、根強いエディのファンたちが記念碑を立てたそうなので場所も解り易いだろう。
後日、ロンドンでエディの事故死を報道した新聞のポートレート(?)を見つけ購入。
今も自分の机に飾ってあります。
最後に、彼の遺作となった「Three Steps To Heaven」(皮肉なタイトルだ…)をどうぞ。