初笑い?DDTプロレス「新春お年玉スペシャル!全席3000円興行!!2021」後編 | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

前スレッドの続きで、1月3日後楽園ホールで開催されたDDTプロレスの「新春お年玉スペシャル!全席3000円興行!!2021」の後半戦の模様です。

 

第4試合終了後に、DDT運営アシスタント・プロデューサーの今林氏がリング上から、来月行われるビッグイベント「カルッツかわさき」大会の告知の一環として、第3試合に登場した紅一点の赤井沙希を呼び込む。

同大会にて赤井選手に4人タッグ戦を組み、そのカードを発表との事。

赤井選手のパートナーに決まったのは「アイスリボン」所属の雪妃真矢で、その雪妃選手もリングイン。

雪妃選手と言えば、フェリス女学院卒業後に銀行勤務しながらプロレスデビューと言う異色の教養派レスラー!

その雪妃がマイク挨拶で、プロレス初体験がこのDDTでそのリングに上がれるのが感慨深いと。

さらに「紅一点の赤井さん、組ませていただくのか…?闘わせていただくのか?…闘わせていただくんですよね?」と!(苦笑)

今林APは戸惑いつつ「組んでいただきます! 言いましたよね?」と返答すると、雪妃は「どちらにしてもですよ!組ませていただくんですよね…? 楽しみです!!」と上手くまとめたんだか、まとめてないんだか…。(笑)

そして当日対戦カードが、赤井沙希&雪妃真矢vs安納サオリ&松本都戦と発表。

 

さてさて、第5試合は、これはもう普通にプロレスになる筈もないカード!(笑)

高木三四郎vsスーパー・ササダンゴ・マシン&男色ディーノ&青木真也の1対3のハンディキャップマッチ!

団体の社長でもある高木三四郎を寄ってたかってとっちめるようだ。

序盤から3人で高木社長に猛攻。

PRIDE出身で試合中に対戦相手の腕を故意にへし折ったことのある青木選手が高木社長の足を極めると、何やらディーノとスーパー・ササダンゴ・マシン(以下SSDM)の2選手がリングを降り、控室へと戻っていってしまう…??

すると、何かが入ったレジ袋を手に2選手がリングインし、試合中にもかかわらずマイクを持って何やら話し出す。

高木の私物を持ってきたと宣言し、高木社長の財布を取り出す。

その財布から免許証を取り出し、場内を映すカメラに晒して本人のものと確認!

財布の中の現金を数えだすと、2万9000円が入っていた。(リアルな感じ!笑)

その2万9000円を会場のお客さんに1万円を2名に、9,000円を1名の計3名にプレゼントすると宣言!!

今日の入場券の半券も全部持って来ており、ここから引いて指定席番号の人に渡すと言うもの。

そして、その抽選を引く役を高木社長自身にやらせると!(笑)

青木選手に監獄固めに極められている高木社長がその状態で無理やり抽選をさせ、3人の当選者が決定!

やりたい放題やった後に、再び試合に戻り高木にストンピングをするSSDM。

しかしその時、男色ディーノが「おい、それはやり過ぎだろう!俺たちがここまでプロレスをやれてるのは誰のお陰なの?!」とSSDMに問うと、SSDMも「確かに」と同意し、ディーノ&SSDMが青木を襲撃し始めた!

武闘派青木の尻が、本当にゲイであるディーノに掘られる!?

SSDMのアームブリーカーに合せケツを掘っていく。(苦笑)

さすがの青木もこの技には不慣れ(?)で戦意喪失?

これを受け、ディーノが高木にそのフィニッシュを譲ろうとするが、高木はディーノにコーナーポストのトップでケツを出すように要求するも、ディーノは昨年末での路上プロレスで尻にCO2攻撃を受けヤケドしてしており、お約束の技が出来ないと説明。

しかし高木はディーノにマンハッタンドロップを決め、無理やりコーナーに乗せると、パンツを下ろしそのただれた尻を開門。

高木がディーノの尻に送ろうとすると、逆に振り返されて高木が地獄門送りとなる。

その隙に、青木が高木にカーフキックからササダンゴが垂直落下式リーマンショックを決めると、最後は青木がジャックナイフ式エビ固めで3カウント勝利。

試合後、一人ダメージ回復を待っていた高木社長の元に私服姿の男がリングイン。

昨年末に「全日本プロレス」を脱退した岡田佑介選手だった。

新たな主戦場をこのDDTリングに求めて来たようだ。

マイクで「今日は大社長、そしてDDTプロレスファンの皆さんにお願いがあります。今、僕は新しい自分の知らないプロレスの世界を吸収したいと思ってます。その知らないプロレスがこのDDTのリングにありました。DDTのプロレスを吸収したいと思います。俺の試合、このDDTで組んでください! お願いします!」と直訴。

しかし高木社長は「君さっきの試合見てたろ?よくそれでここに出て来たね?(爆笑)まぁいいや、君が色々なものを吸収したいという気持ちはよく伝わりました。でも俺はリング上では権限がないんだよ…。俺より偉い人はあそこにいる、今林さん!」と今林APに振る。

困惑した今林APだったが岡田選手の参戦意向を正式受理。

岡田は高木と握手し、四方に礼をして退場。

 

第6試合は、8人タッグマッチ。

「DDTサウナ部」と言うのがあるらしく、そのメンバーがまず入場。

顔ぶれは、竹下幸之介、勝俣瞬馬、MAO、上野勇希の4選手。

対するは彰人、平田一喜、翔太、石井慧介と言うメンバー。

さすがに8人もいると、こちらも色々と大変で、画像が少ない上に全く使い物にならないフォーカス

なものばかり…。

結果を言いますと、14分34秒、片エビ固めで翔太選手が上野選手を下し勝利!

個人的に思ったのは、竹下選手がその体つき、動き、マイクアピールととても進化していた気がします。

今後の竹下幸之介選手を注目したいです。

 

さ、いよいよメイン・イベント。

6人タッグマッチで、HARASHIMA&樋口和貞&クリス・ブルックス組対vs遠藤哲哉&高尾蒼馬&火野裕士(with佐々木大輔)というラインナップ。

メインともなると、身体も大きいほうだし、実力もしっかりした顔ぶれなので、この日初めてちゃんとした(?)プロレスが観れる。(笑)

大技も連発。

バチバチのぶつかり合いも。

でもって、試合はと言うと、6人の見せ場をそれぞれ発揮し、終盤にクリス選手と遠藤選手のリング内のやり合いの果てに、シューティングスター・プレスを決めると、クリスも返せず3カウント。

勝利した遠藤選手は「今年は、狙うのはもちろん日本インディー大賞MVP、ではなく! 週プロMVP、でもなく! 東スポプロレス大賞MVP、でもなく! 女性タレント、グラビアイドル、もしくは女性声優、もしくは女性アナウンサーとの恋愛スキャンダル!2021年はDAMNATIONはリング上だけならず、週刊誌も盛り上げていくから!」と、プロレス以外で大活躍する予定。(笑)

 

まあ、新年早々初笑いさせていただいたDDT「新春お年玉スペシャル!全席3000円興行!!2021」.。

新年1発目のプロレスと言うと今や2日連続で東京ドームで大会を行う新日本プロレスがブランド化されてますが、今はこのDDTの安価設定大会の方が、笑い重視の中に光るプロレスを見せてくれるので気に入ってます。

もし来年もあれば、また行ってみたいとも思いました!