「蓮」の“味噌らーめん” | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

先日、三軒茶屋に行った際、腹が減ったので早めの夕飯としてラーメンの一杯でも食おうと、歩いている途中で偶然みつけた店へ。

(れん)」と言う小さなお店。

どうやら、味噌ラーメン専門店のようだ。

この日は思いのほか寒く、味噌ラーメンが自ずと恋しかったのでラッキー!

初のお店ではシンプルなラーメンをまずは頼むのがお約束で、この日は店で一番シンプルな「味噌らーめん」で。

ちなみにお値段¥860と、個人的にはちょっとお高いと思える値段設定だが、今は1000円近い店も多くなったので、微妙な感じ。

こじんまりとしていて8人も入ると満席なのかな?と言う店内。

カウンターは客席ごとに透明アクリルで仕切られていた。

券売機のチケットをカウンターに置くと、「野菜とニンニクは増しにしますか?」とすかさず訊かれる。

無料で増やせるそうだ。

この後に人と会うので、「野菜だけお願いします」と答えると、厨房で一人だけで大活躍のお兄さんがデカい中華鍋にもやしをごそっと投入しひたすら炒め始めた。

自分の後から入店したお客はみな「増し増し!」のオーダーが続く。

 

もやしを炒めるのが意外と時間がかかり、しばらくして「味噌ラーメン野菜増し」が登場!

チャーシューでかっ!

厨房で中華鍋で大量に踊っていたもやしは炒めると思ってたほどの量ではないように見える。

そのもやしの上には大量のネギ。

ネギ好きな私としては嬉しい。

そして、小皿にもやしの唐辛子和え。

もやしを推してます。(笑)

話は逸れるが、もやし農家の方々ってどのくらい収入を得られるのだろう?と常々思う。

こんな安価な野菜は無いだろう、ただ全国で大量の消費があるのも確か。

どんな採算なのか興味深い…。

 

おっと、閑話休題!

まずは拘って味噌ラーメンしか出さない店の味噌スープを一口。

おっ、濃いコクなお味。

なんかポタージュスープを飲んだ時のようなとろみですわ。

よくスープを好みで頼めるような店で、「濃い目」「こってり」を頼む人にはおススメの味噌スープ!

肉と野菜で見えない麺はと言うと、

やや太めのストレート麺。

歯ごたえを感じる麺ですね。

これはこれで美味いのですが、個人的に老化のせいか太目の噛み応えのある麺に顎が疲れてくるという切ない現象が…。(苦笑)

 

そして増しにしてもらった野菜=もやしですが、これが美味い!

男の料理で出そうな炒め感とでも言う、油がしっかりもやしをコーティングしていて、でも油やけしない絶妙な感じ。

この味噌スープだったら、ニンニクも含めて「マシマシ」で頼みたくなるのがよく解ります!

そしてデカいチャーシューはと言うと、冷たいので先にスープに沈めて温めるのがよいでしょう。

スープが濃い分、チャーシューは薄味の仕上がり。

デカいから肉食ってる感が出てくる。(笑)

で、途中から小皿で出たもやしの辛子和えを混ぜつつ、味変を楽しみながら完食。

 

個人的には濃い目のスープのインパクトは好みで美味しくいただけました!

でも、860円だったら、美味くて当たり前だよな、とも思える。

ただ、思いのほか寒かったこの日は大変ありがたいラーメンでした!