昨夜寝ようと(厳密に言えば、もう日付が変わり今日になってから)最後にヤフートップページを開いたら、なんと!リトル・リチャードの訃報が…。
遂に、R&R/ロカビリーのリビング・レジェンドの最後の大物が旅立ってしまった。。。
1950年代にR&R/ロカビリーが登場して、それをよりかっ飛んだスタイルにしたのが、このリトル・リチャードであろう。
彼の曲は、同年代のKINGであるエルヴィス・プレスリーも、そして次の時代の(そしてポップ/ロック界永遠のアイコンともなる)ビートルズもカバーし、さらに次の世代のプリンスやマイケル・ジャクソンも多大な影響を受けた。
派手なパフォーマンスも含めたピアノ弾き語りのロックンロールは多分にクレイジーでファンキー!
この人がワンフレーズ弾きゃ、もうパーティー!そんなアーティストだった。
1950年代終盤~1960年代に入る頃、バディ・ホリーやエディ・コクラン、リッチー・バレンス、等が事故死していくなどロカビリーの終焉が訪れるタイミングとなる。
その頃、リトル・リチャードも移動の飛行機が大揺れになり死と隣り合わせになった(と本人は思った)瞬間に、「そうだ、私は牧師になって神に仕えよう!」と思い、突如引退し宗教家になってしまう。
しかし、神に仕えてたと思ったら何故かおカマちゃんになり、音楽界に復帰。(苦笑)
余談だが、復帰コンサートの前座がビートルズだった。
その後、自分のスタンスで音楽活動を続けていく。
1986年には「ロックの殿堂」入りも果たした。
享年87歳、死因は不明。
それにしても、ロックの原点となるR&R/ロカビリー創始世代のミュージシャンがまた1人いなくなったと思うと淋しい気持ちでいっぱいだ。
彼の代表曲から、“のっぽのサリー”~“トゥッティ・フルッティ”の映像をどうぞ。
リトル・リチャード氏のご冥福を心よりお祈りいたします。
合掌。