2枚の布マスクでしくじった私たちの国のリーダー。
今度は慌てて30万円支給と気炎を上げたが、その具体的な対象や方法はやっぱりこれから時間を使って考えるそうで…。
実は1つすごい話があります。
とある日本のインディ・レコード会社の社長が、個人の貯蓄額2000万円を生活に困っている人々に寄付すると言うのだ!
これは、「origami PRODUCTIONS」というレーベルで「White Teeth Donation」(=白い歯=どんな人間も笑顔は皆同じ)と名付け行う。
この代表である対馬社長が「note」(=ブログ)にて、このように声明を出した。
音楽の分野にて活動してきたので、対象は「生活に困っている音楽関係者」であること。
確かに、今はコンサートや営業をミュージシャンは全く出来ない。
これはミュージシャンにとっては死活問題となる。
ミュージシャンだけでない。
マネジメント、イベンター、ライブハウス、会館、ローディー、PA、照明、会場整理員、等々…、1つのライブに数多くの、しかも個人事業主、フリーランス、アルバイト、と会社員のように月々固定給があるわけではない人々が音楽を支えている。
(これは、演劇、スポーツ、イベント、でも言えること)
対馬社長は、とにかく今日・明日にも困る音楽関係者に無償で自分の貯蓄から援助すると言う。
まずは1000万円分をすぐに援助に回し、もう1000万円をまた別な形なのか追って使用方法を発表するようだ。
さらに、「origami PRODUCTIONS」としては「origami Home Sessions」として、対ミュージシャンに自社所属アーティストたちと相談し、インスト・トラックやアカペラ・トラックを無償提供し、それを利用して音楽を作り、ネットに上げたり、リリースして、少しでも収入にして欲しいというシステムも提唱してらっしゃる。
「origami PRODUCTIONS」にはテレビ番組「関ジャム 完全燃SHOW」にもよく出演している、本物志向のミュージシャンたちが所属しており、彼らの音源を使えるのは、基礎がしっかりとした音楽を作り上げることが約束されると言って良いだろう。
origami PRODUCTIONSの対馬社長と所属ミュージシャン、スタッフに頭が下がる。
「尊敬」と「感動」の言葉だけが残る。
それに比べて、この国の…書くのも嫌になってきた。。。