昨日は上野へ。
実は、上野公園にも野外音楽堂がある。
公園にある野外音楽堂と言えば、まずは日比谷野音、続いて代々木野音というのが東京在住者のイメージだと思うが、上野にもあるんですね。
正確に言うと「上野恩賜公園野外ステージ(水上音楽堂)」。
不忍池の端に位置する。
ここで、昨日は「Lotus Music & Book Cafe '19」というイベントが行なわれた。
内容は、オープン・カフェの感覚でライブを楽しみつつ、本やアナログ性の高いものに触れよう、と言う主旨。
いい意味で緩~い感じが心地よい。
なので、ライブもほぼ生ギター弾き語りのアーティスト(orギタリストとの共演)で、アン・サリーwith市川和側(羊毛とおはな)、優河、崎山蒼志、熊川ゆみ、東郷清丸、蔡忠浩(bonobos)、Predawn、といったラインアップ。
正直、それほど詳しく知るミュージシャンはいないが、アン・サリーは一度生で聴いてみたいと思ったのでよかった。
また、野外ながら客席上に半透明の屋根があるのがありがたい。
雨天の際はもちろん、陽射しが強い場合も大変助かる。
特にこんなカンファタブルなイベントは陽射しが敵になる。
場内は、何箇所かで本の展示・販売が。
長野に巨大な倉庫を持つオンライン書店のVALUE BOOKSが管理。
出演者のお薦め本の紹介や、
本1冊持参すると、別な本とのサプライズ交換が出来たり、
J-WAVE出演の山中タイキ氏が経営する絵本専門店「yack yack books」が出店してたり、
(ご本人が販売し、J-WAVEの生中継もしてた…それにしても、マディ・ウォーターズの絵本があるなんて!)
J-WAVEが「81.3レコード」を出店し、アナログ盤や洋楽アーティストグッズなどを販売していたり、人気カフェも販売車で出店、といった内容。
「本と音楽の小さなフェス」を売り文句にしているが、まさにその通り。
ステージでは、トリを飾ったアン・サリーの歌声が本当に素晴らしかった!
途中、優河(実は、元A.R.B~俳優の石橋凌と女優原田美枝子のご息女)を呼び込み、デュエットを披露したが、これが秀逸!
ちょっと鳥肌がたった。
それと、小さいお子さん連れの家族客が多く、客席脇の壁は、ベビーカー置き場として使用できるのは、乳幼児を持つ親御さんにはありがたいだろうな。
ほんと、いい意味で緩~い感じのイベントで、ひととき疲れを癒せる時間と空間でした。