監督も辞任~高橋由伸の災難… | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

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不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

前スレッドで、引退や戦力外通告のプロ野球選手の事を記したが、監督もまた然り。

読売ジャイアンツ(通称 巨人軍)の高橋由伸監督が引責辞任を表明。

わたくしスワローズ・ファンですが(でもアンチ巨人というわけではなく、アンチナベツネです)由伸はね、長嶋・王以後の最大の功労者じゃないかと思ったりしてるんです。

 

どこまで本当の話か知らないけどジャイアンツ入団から彼の悲劇(?)は始まっていた。

当初は意中の他球団があり、そこへの入団を内心希望していたようだが、由伸の父親が多額の負債を抱えており、それをジャイアンツが肩代わりする条件を提示し、彼は家のために巨人入りした、と噂された。

入団したジャイアンツにはすでにビッグ選手の松井秀喜がいて、本来なら王&長嶋のON砲に次ぐTM砲にでも成り得たのだが、「あれもほしいこれもほしい病」のナベツネオーナーが他球団の落合、江藤、清原、等々も混在し、結果「才能ある巨人ご都合選手」とされた。

それでも、彼はこれを受け入れて、それはそれで球団に重用されるポジショニングにはなれた。

才能がありながらも、松井ほど力を入れての花道は用意されなかったこともあり、優秀な成績を収めても賞や1位といった経歴を手にすることは無かった。

 

そして3年前、原前監督が辞任した際も、本当ならその後任候補としては、松井や江川辺りが世代的にもなっておかしくないが、皆この球団の監督話は固辞。

結果、巨人軍の便利屋とされた高橋由伸選手(現役)が急遽、監督に抜擢された。

 

こんな背景を考えると、高橋のおかげで巨人軍は延命が出来たと言えるだろう。

(似たようなポジションには藤田元司氏がいたな…)

もちろん、由伸にとっても巨人に入ったことで、生活が出来たとも言えるだろうが。

なんかね、高橋由伸って野球人がその才能とは別に架された野球生活が不憫に映って仕方ないのは私だけだろうか…?

 

ただ、一野球ファンとしては、どういう形であれ、強いジャイアンツがあって、他11球団が打倒巨人、アンチ巨人となるくらいのプロ野球シーズンというのもあって面白いかとも思うのですが…。