関西近畿を中心に台風の被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。
台風が吹くということは秋なのですが、前回に続いて真夏の「皇居一周」散歩の続きです。
皇居外周を半蔵門から半周したところが“巽櫓”でした。
そこから、さらに歩を進めるとすぐに“大手門”に辿り着く。
大手門から「皇居東御苑」に入れるのですね、知らなかった。
大変興味深いのだけど、入園すると時間がかかってしまうので引き続き外周を歩くことに。
ここ大手門があるので、ここらは“大手町”と名づけられた。
大手門を過ぎると、濠と歩道の距離がより近づいてきた感じ。
またここらの石垣は江戸時代そのままに残っているかのよう。
角石、丸石、大小含めよ、よくもこんなに積んだものだと思う。
またよく見ると、かつての各藩が寄贈した石材と判るように、何気にマークなどを刻んであったりする。
自分に余裕があれば石垣の積み方及び歴史も学んでみたい。
さて、この大手濠をを進みほぼ直角に左に曲がるコーナーに到着する。
ここを曲がると、水草がびっしりの濠の先にある橋が“平川橋”だ。
橋の袂に到着。
ここも、大手門同様「皇居東御苑」の出入り口でもある。
橋の中腹まで行ってみた。
橋柱の上部の青銅部分に、
と刻まれてあった。
寄贈者なのでしょう。
外周を先に進みます。
平川橋の次に出くわすのが地下鉄の駅名にもなっている橋。
橋の手前に案内板が見えますね。
「竹橋門跡」と明記されています。
そう、ここは、
“竹橋”になります。
ここから先は九段下に近い場所となり、皇居と北の丸公園の中間を抜ける道となる。
次に見える橋は“北桔橋(きたはねばし)”です。
なんとなく九段下駅から日本武道館へ向かう風景に似ている。
北桔橋の先の光景です。
北桔橋を超えるとすぐに“乾門”に。
この時は、門の工事中でした。
ここから視線を右前に向けると見えるレンガ造りの建築物が”東京国立近代美術館工芸館”だ。
ここから先は少し道路が細まり、落ち着いた雰囲気になる。
ここは“代官町通り”と言う。
タイミング良く、少し雲が出て多少楽に。(笑)
ここを真っ直ぐ歩いた先に出る交差点が有名な“千鳥ヶ淵”。
信号を渡った先にも緑が映えています。
渡ってみましょう。
緑の先にある大きな雰囲気のある建物が見えました。
大使館のようですね。
この紋章、その先にうっすら見える国旗はユニオンジャック。
そう、ここは英国大使館です。
おお、懐かしき我が祖国!(嘘)
この大使館沿いも舗道になっているので、ここを歩いて行くことに。
この先に出てきたビルの1階のガラス張りの場所は、
“TOKYO MX TV”です。
そしてこの先が、今回の散歩の出発点となる“半蔵門交差点”。
これで、皇居一周が終了。
さすがに汗だく!!
思わず下着代わりに着ていたTシャツを脱いで絞ったら、バシャバシャと汗が流れ出てきた…。(まさに汗!)
以前は、皇居なんて全く興味が無かったのだが、年を取ったせいですかね、とても興味深く散歩できました。
機会があれば、今回行けなかった“皇居東御苑”も訪れてみたいと思いました。