訃報 トム・ペティ | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

この人ももう死んじゃうんだぁ…。

アメリカンR&R/フォーク・ロックの重鎮というのがそれなりにいます。

ボブ・ディランを筆頭に、次がブルース・スプリングスティーン、ほんのちょっとだけ下がってボブ・シーガーって感じか?

その後に来るのが、このトム・ぺティやジャクソン・ブラウン、ジョン・メレンキャンプ、あたりではなかろうか?

 

トム・ぺティは本国アメリカでは前述のように重鎮に入るが、日本では今ひとつ知られていない。

本人の楽曲や作品よりも、ボブ・ディラン来日公演時のバックバンドとか、スティーヴィー・ニックスのアルバム『麗しのベラ・ドンナ』に提供&レコーディングで参加してヒットしたとか、言う知られ方が大きい。

かく言うわたくしも、ベストアルバムしか持っていないが、彼のバンドであるハート・ブレイカーズのアメリカン・フォーク・ロックの音は好きだ。

 

アルバムの印象、しかもヴィジュアル面での印象だと1979年の『破壊』、

あとはソロ作品の『フルムーン・フィーバー』か。

で、この人の不幸は“知られたヒット曲”が無いのである。

アルバムは売れるし、シングルでチャート上位に行った曲もあるが、記憶に残らないのだ…。

 

そんな彼の作品から『破壊』のオープニング・トラック「逃亡者」。

 

そして『フルムーン・フィーバー』から「ランニン・ダウン・ア・ドリーム」。

 

トム・ぺティ、10月2日未明、カリフォルニア州サンタモニカの病院で死去。

享年66歳。

10月1日夜に同州マリブの自宅で心臓発作を起こし、心停止となった状態で発見されて病院に搬送されるも息を引き取った。

心よりお悔やみ申し上げます。