今朝、パソコンを点けてビックリ!
また訃報だよ…。
チャック・ベリーが他界したニュース。
個人的には、ロックンロールの始祖3人衆と思ってるミュージシャンが3名います。
好きな、エディ・コクランやバディ・ホリーではなく、まずはこのチャック・ベリー、そしてビル・ヘイリー、もう1人がエルヴィス・プレスリー。
ロックンロールはそもそもはブルースをアップテンポに演奏したのが始まりのようだが、それを誰が最初にやったのかは正直不明だが、一応チャック・ベリーがメジャーデビュー前からやっていたと自己申告していた。
しかし、メジャーデビューヒットしたのは1954年のビル・ヘイリー&ヒズ・コメッツの「ロック・アラウンド・ザ・クロック」だった。
チャック・ベリーのレコードデ・ビューは翌1955年。
そしてさらにその翌年ロックンロールの初スーパースターエルヴィス・プレスリーがチャック・ベリーもいたサンレコードからデビューし、あっという間に全世界へロックンロールをロカビリー・ブームを伝播した。
チャック・ベリーと言えば、ダック・ウォークのパフォーマンスがすぐに脳裏に浮かびます。
そして、ロックンロールの代名詞とも言えるイントロのギター・フレーズの「ジョニー・B・グッド」
ビートルズもカバーした「ロール・オーバー・ベートーベン」。
サイモン&ガーファンクルもカバーした「メイベリーン」。
さらに、ビーチボーイズが強く影響を受けて(実際はパクった)作った曲が誰も知る「サーフィンU.S.A」でその元曲が「スウィート・シックスティーン」。
チャック・ベリーは一度だけ、横浜アリーナでライブ・パフォーマンスを観ました。
すげえ面子。(苦笑)
ジェフ・ベック・グループに、TOTOのギタリストであるスティーヴ・ルカサー・バンド、サンタナ、ジャーニーのギタリストのニール・ショーンとベイビーズだったジョン・ウェイトが組んだ当時のドリームバンドのバッド・イングリッシュのオムニバス・ライブに加え、ゲストがリチャード・マークスとこのチャック・ベリーでした。
当然私はチャック・ベリー目当てで行った次第。
この時の印象は、セッション型ブルースのライブと言った感じ。
もう素人のようなメンバーとロックンロールの曲のセッションをするのだが、アドリブ・プレイは皆今ひとつだが、もうチャック・ベリーの大御所がやれば良くも悪くもブルースみたいなね。
突っ込みを入れながらもありがたく拝見したのを覚えてる。
1989年の夏だったんですね。(しみじみ)
90歳の大往生ですし、歴史に名を残す偉業を起こしたミュージシャンなので、悔いは無いかとは思いますが…合掌。