昨日知って、いや驚いた!
ジミー・スヌーカに続いて、またレジェンド・プロレスラーが旅立った。
チャボ・ゲレロ氏だ。
ついこないだ彼がリング上で元気にしていたのを、この目で見たばかりだったのに…。
以前記した新生「全日本プロレス」の初両国国技館大会興行だった。
上掲画像のように、チャボ・ゲレロより年配のドリー・ファンクJr.と共演していた。
もうヨボヨボでヨタヨタのドリーに比べると、まだまだ動きもキビキビしていて精悍な印象だったのに。
これが昨年2016年の11月。
死因が肝臓がんとのことなので、この時はもう病に冒されていたのかと思うと切なくなってくる。
チャボ・ゲレロは、メキシコ系アメリカ人で1970年代~1980年代には日本マットにもよく来日していた。
確か、藤波辰巳選手がまだジュニア・ヘビー級の頃に死闘を繰り広げていたのが最初の記憶だったと思う。
藤波選手のオリジナル技「ドラゴン・スープレックス」は、チャボの弟マンド・ゲレロの首を破壊し禁じ手になった。
そんなこともあり、この2人の因縁の対決は人気だった。
残念ながら日本での2人の試合動画は見つからなかったが、1980年米国でのWWFジュニア・ヘビー級選手権の試合があったのでご覧下さい。
アメリカだからか、ちょっとスピーディーさに欠くが、若き2人の貴重な対決映像だ。
チャボ・ゲレロ・シニア、享年68歳。
心よりお悔やみ申し上げます。