昨日は、後楽園ホールへ今年初のプロレス観戦へ。
1月のプロレスと言えば有名なのは本日(1月4日)に毎年東京ドームで行なわれる「新日本プロレス」興行だが、今年は1日早い3日の「DDTプロレス」へ行ってみた。
実は、DDTプロレス選手の試合はもう何度も観たことがあったので行った気になっていたが、実は行っていなかったので行こう行こうと思い数年経過。
ありがたいことに毎年1月3日のこの興行は全席¥2,000!という破格のお値段!!
後楽園ホールだと一番安い席でも¥4,000くらいなので、これはお得。
と、言う事で早々にチケットを入手したところ前から2列目!
2000円という設定から立ち見も含め完売の超満員!
最近は、プロレスファン女子が急増したことで「プ女子」なる言葉が流行っているが、この日も4割5分は女性ファンだし、外国人の客も多かった。
「DDTプロレス」は「ドラマティック・ドリーム・チーム・プロレスリング」の略で、発足20年目を迎えるインディー団体だ。
しかし現在ではインディーを超えるほどの集客を誇り、現在の各プロレス団体が目指す両国国技館大会をほぼソールドアウト状態にし、さいたまスーパーアリーナでの興行もやり始めた。
そして、ここを卒業したレスラーの1人は本日(1/4)東京ドームでメインを張る“ケニー・オメガ”であり、現在“タイガーマスクW”に扮して試合をする“飯伏幸太”だったりする。
また、最近パソコンを持ってプレゼンをする謎のマスクマンレスラーをテレビで観た方も多いと思うが、その“スーパーササダンゴマシン”もこのDDT所属だ。(残念ながら現在欠場中。)
さてこの日のカードは下掲画像の通り。
第1試合前にダークマッチの選手権がある。(笑)
ダークマッチに選手権があるなんてこと自体ナンセンスなのだが、DDTプロレスの売りはエンタテインメント性に長けているところなので、こんなことも普通。
今では、大半のプロレス団体は戦いよりも笑いを打ち出すことが多いが、DDTは早くからその辺りを徹底していた。
かつては「小さなWWE」と呼称するほどだった。
しかし、プロレスもきちんとやる。
プロレスを見せるところでは試合で魅了し、楽しませるところではそれに全力でぶつかるので、中途半端感が微塵も無い。
そこがこの団体が今や最も安定したプロレス団体になった所以だと思う。
そしてこのダークマッチで、久々に元初アルゼンチン力士だった“星誕期”を見た。
デカい!そして毛深い!!
なんだか、めまぐるしく展開しているうちに試合終了。
ん?誰が勝ったんだっけ??(苦笑)
DDTは、この日は一層エンタメ性が強かったので、試合の詳細はこちらで是非確認いただくとして、当ブログでは印象に残ったものを紹介したいと思います。
第1試合は9人3WAYタッグ戦。
まずは、そのうちの1チーム“NωA”というアイドル型タッグチームの歌が始まる。
もう、昔の全日本女子プロレスの手法!
こういった可愛い系男子レスラーをこのように使う辺りもDDTならではだし、女性ファンが多い要因になるのだろう。
こんなことを考え出しているのが、この団体の祖であり社長の“高木三四郎”。
かつて、フジテレビが「WWE」を放送していた時代にコメンテイターとしてレギュラー出演もしていた。
そんなエンタメ・プロレスを提唱するDDTのこの日の興行は男女ミックスドマッチもいくつかあった。
第2試合にまず1つ行なわれた。
アメリカの夫婦レスラーのジョーイとローラ組と伊橋剛太&赤井沙希戦。
この夫婦組は試合中にサプライズ・プロポーズしたことで一躍知られる存在になった。
旦那のジョーイは股間の強さを売り物にしているレスラーで「ち●こスクリュー」という相手に自分のイチモツを握らせ、ち●この力で捻るという技―「ドラゴンスクリュー」の「ち●こ版」がお約束。(苦笑)
奥さんのローラは美人なのだが、こんな旦那に合わせて試合をするので、内容はもう下ネタ展開に…。
対する伊橋&赤井組は、キモさが売りの伊橋選手が赤井選手に熱烈片思いをしているという設定路線。
熱々のジョーイ&ローラを目の前に、同じことをを赤井に求めるも激しく拒否られるという展開で試合が進む。
ちなみに赤井沙希選手は、あの“浪速のロッキー”赤井英和の娘さんでモデルでオスカープロモーション所属だったが、今年はDDT一本に絞ってプロレスラーとして身を固めていきそうだ。
赤井選手の試合はテレビでは観たことあるが、細いしやっぱり技や受身がまだまだという印象だった。
しかしながら初めて生観戦して、すごく「華」のある人で、レスラーとしてはまだまだの部分がありつつもスピード感などは天性のものがあるように感じた。
実際、お綺麗で、おじさんはついついスケベ心が芽生え、プログラムにサインなどしていただいちゃった…!(笑)
第3試合は一転、醜いゲイの試合に。(苦笑)
このDDTの代表格に“男色ディーノ”選手がいるが、彼の試合。
この男色ディーノ選手はリアルゲイで、入場時に気になる男性客を見つけるや、突進して唇を奪うという恐怖のパフォーマンスをすることで有名。
前に一度、知人が招待券を持っていたプロレス大会に同行した際に、このディーノ選手が登場し、その知人は見事に唇を奪われた。(!)
また個人的には全くの偶然なのだが、かつてWWEを観に行った際に私の横に座ったのが彼だった!(笑)
そんなディーノ選手が絡む試合では、こんなことがもはや普通。
試合終了後の退場時もお尻丸出しのまま控え室へ戻っていきました。
次は、マジなプロレスを。
第4試合では、巨人・高山善廣選手や、ディック東郷選手らが登場。
いやいや、UWFインターの高山とみちのくプロレスの東郷がタッグを組むなんて昔じゃ考えられなかった。
そして対戦相手には坂口征夫選手が。
坂口選手は、“荒鷲”坂口征二の長男で、俳優“坂口憲二”の兄である。
もう身体じゅうにタトゥーが入っている。
この試合はもうバチバチもんのぶつかり合いで、目の前で場外乱闘まで起きる。
懐かしい昔よく目にしたプロレスが展開され、おっさんのプロレス・ファンとしては楽しくてしょうがない。(笑)
柔と剛のバランスが上手いパッケージ性で大会全体を演出しているプロレス団体ですねー。
試合はまだまだ続くのですが、長くなったので続きはまた次回に。