エキストラ初体験! | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

昨日は、生まれて初めてエキストラというものを初体験した。

 

場所は、女子プロレスの聖地「新木場1st.リング」。

この日は、NHKドラマ「あなたにドロップキックを」という作品で、どうやら女子プロレスをテーマにしたものらしい。

プロレスが好きなので同志の仲間数人と行こうと企てたのだが、同志がみな用が入ってしまい1人で行くハメに…。

午前10時に新木場1st.リングに着いて受付を済ます。

どうやらエキストラも私のような一般エキストラから出演者のファンエキストラ、そしてプロのエキストラと3チームいるらしい。

プロのエキストラになるとさすがです。

衣装など用意してきて、その場で着替え始め、番組スタッフのアナウンス後には一斉「はい!」と返事しますからねぇ。

会場前で待つこと小1時間ようやく会場内に入れた。

座る位置も、ファン、プロ、一般で細かく決めてあり、一概にエキストラと言えども色々と考えられています。

私は末席の一番端っこでした。(笑)

会場内は四方に客席があるのですが、撮影位置によってエキストラを移動させて会場が満員に見せていきます。

それでも200人近くはいたのではないでしょうか?

スタッフや役者の卵みたいな子もカメラが回ると客席に座らせれたりしてましたから。

まず、1試合前座レスラーの試合シーンを撮影。

その後、メインのレスラーの試合シーンをのリハやシュート。

スタッフが「エキストラにプロレス会場に来た感じで声を出して下さい!」と煽ったら、声が大きすぎて撮り直し。(苦笑)

その後は、声は出さずに身振り手振りのエア応援などを求められた。(笑)

他に客席には、客席にいる役者さんの会話シーンをなどシュートして休憩。

もう13時を回ってました。

 

撮影時は、カメラ撮影禁止なのでこの隙にリングを撮影。

照明の加減でなんか緑がかってる。

壁にあるポスターなども番組用に作った一点もの。

小道具にこれらポスターや、他にチケットもちゃんと作成してありました。

 

さて昼休憩。

エキストラにも配布されるロケ弁当とお茶。

こちらも場内で撮ったら緑がかって美味そうに見えない。

ちなみに豚のしょうが焼き弁当です。(ほかにサーモンもあったようです)

冬なんで、しょうが焼きの脂は白く固まってるし、タレ汁は煮凍り状態。(苦笑)

お茶は温かかったのが救いです。

でも弁当自体の味は悪くなかったです。

 

休憩明け、再びメインレスラーの試合の撮り直し部の再撮。

出演者会場入りシーンなどの撮影。

その後、応援シーンに被せる音声だけ録りたいというリクエストでカメラを回さずにレコーダーだけ回して録音。

わざのタイミングなど間違えないように、リング上ではレスラーがパントマイム・プロレスをやってくれました。(笑)

最後は陽が落ちてから会場に集まる観客の外ロケ。

会場前には、当日券売り場、関係者受付、グッズ売り場、などもちゃんと設けてまさにプロレス興行会場のよう。

そこで、入場列に並ぶ者、グッズを買い求める者、会場に着いた者などいろいろな人々の設定を決められる。

そこで私が求められたのは―!

トイレから出てきた奴。(笑)

この会場は、トイレが会場敷地の一番外側に設けられており、そこから出てくる奴もいるだろうと、私を含め4~5人がトイレ客に。

それでもただ歩くんじゃ面白くないと、会場前で撮影する奴などいるので、このどさくさに紛れてシュート時は撮影禁止なんだけど役得と思い撮影。

この時に場内に入ってすぐのに出演者が会話する部分があるのですが、面白いことにカメラに入らなくてもエキストラを本当の客のようにチケットをもぎりに渡し入場するシーンを行なった。

私もその1人(しかも先頭)だったのだが、「カメラの前に入らないように左へ行って下さい。」と言われた。

あれは雰囲気作りだったのでしょうか?

そのことでメインの役者2人もプロレス会場に来た感じが植えつけられる、という計らいなのか??

このシーンはすぐにOKが出て、これで全部終了。

 

時刻は18時を過ぎておりました。

最後はNHKからの記念品と出演者のDVDのチラシをいただき帰宅。

 

ドラマ「あなたにドロップキックを」は、2017年3月17日(金)22:00~22:49 NHK総合放送にてO.A。

出演:イモトアヤコ、安川悪斗、宝城カイリ、尾上寛之、高橋光臣、他。

まだ結構先のことですね。

それにしても、ドラマのエキストラの現場、なかなか面白い発見や体験をしました!