明治神宮創建90周年 第47回明治神宮野球大会最終戦 大学優勝決定戦(明治大vs桜美林大) | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

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不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

昨日はまた神宮球場へ。

前回は予戦時のレポートでしたが、今回は最終日の大学優勝決定戦。

決勝へ進出したのは、明治大学(東京六大学野球)と桜美林大学(首都野球)の2校。

1塁側が明治で、3塁側が桜美林。

どちらに座るかすごく悩んだが、座り馴れた1塁側に腰を落ち着ける。

 

そして両軍先発メンバーの発表!

明治大の先発投手はエースでキャプテンの柳投手。

先日のプロ野球ドラフト会議で中日ドラゴンズ1位指名を受けました。

学生最後の試合にどんな投球を見せるか楽しみ!と思っていたのだが、立ち上がりにやられます。

いきなり先頭打者にレフトへの2塁打を打たれる。

そして3番沼田クンに先制の3ベースヒットを打たれ失点する。

続く4番村井クンにも適時打を許し、初回にいきなり2点を失う。

柳投手、ん~…なんか力が入ってるのかな?それもひょとしたら疲れから来ての力みなのか?

なんかそんな感じがした。

対する桜美林大学先発投手は、佐々木投手。

こちらは、千葉ロッテマリーンズから1位指名を受けました。

ちょっとしたプレプロ野球セパ交流戦な感じ。(笑)

佐々木クンはと言えば、こちらも初回にランナー1、2塁のピンチを生む。

しかし明大はこの好機をものに出来ず、佐々木投手に初回の按配は上がった。

4回裏、明治の攻撃時、2アウト1、2塁でピッチャー柳の打順に早くも代打宮崎(今大会高校の部優勝の履正社出身)を送るが内野ゴロでまたもチャンスを逃すのだった。

 

5回からは、明治大学マウンドには星投手が上がった。

星クンも、ドラフト会議では2番指名で東京ヤクルトスワローズ入りが決定。

個人的に燕軍応援者としてはぜひ佳きピッチングを見たいところ。

実際、5回表はピシャリと押さえ試合を引き締めてくれました!

その裏に締まった明治の猛攻開始!!

まず先頭の1番吉田クンが出塁すると、続く竹村クンの技あり的なヒットで1点を返す。

桜美林佐々木クンもここで力が尽きてきた。

2アウト満塁のピンチを自ら作ってしまう。

ここで打席に6番萩原選手(ハギハラと読む)。

当たりの良い1ゴロを打ったかと思ったが、これが1、2塁間を抜けるタイムリーヒットとなり2人生還。

3-2と逆転!

続く逢澤選手も適時打を放ち、4-2と差を広げる。

俄然、1塁側明治大スタンドも盛り上がる。

すると、で、出た~!

神宮で時々見かける謎の老婆…。

東都野球ファンのようだが、あまり東都の試合では見ず、ほかの大学野球で見かける。(苦笑)

 

その後は、明治星投手の素晴らしいピッチングが完全にリズムを作り、8回にはその星クンがレフトスタンドへソロホームランを叩き込み、これで完全に勝負が見えた。

明大スタッフが1塁側の観客1人1人に優勝決定時に投げ入れるよう紫の紙テープを渡し始める。

そして、最後は星投手が見事な三振を取り明治大学優勝!

5-2で明治大学が5年ぶりの大会優勝を決めた。

明大側スタンドはみな大喜び。

こんな人まで…。(笑)

 

そして、今日のヒーローインタビューは投手2人。

号泣の先発柳投手。

そしてリリーフの淡々とした星投手。

それにしても星君すごい!!

2安打無得点にホームラン1発!

いやぁ、スワローズの大黒柱となって活躍お願いいたします。

 

今年も野球シーズンが終わってしまった…。

神宮の空ともしばしお別れ。

球場外へ出ると、明大生がコピーで急遽作った『明スポ』の号外が配られていた。

改めて、明治大学野球部の皆様おめでとうございます!!

そして善戦を見せた桜美林大学野球部の皆様もお疲れ様でした!

今後も、プロ野球、社会人野球、学生野球を引っ張っていく人材になっていって下さい。