6月28日は「ベルサイユ条約」の日。
97年前の今日、第一次世界大戦終結の講和が、フランスのヴェルサイユで執り行われた。
しかし、「ベルサイユ」と聞くと日本の多くの大人は『ベルサイユのばら』と言う漫画を思い出すだろう。
実際、自分も「ベルサイユ」という単語は、この漫画の大大ヒットで知った口だと思う。
今で言う『ワンピース』くらいの人気か?
しかしながら、この作品は女子向けの漫画で、当時1970年代は男向け漫画と女性向け漫画とあきらかにラインが引かれていたような時代。
なので、私自身はこの『ベルサイユのばら』は読んでいないし、アニメの方も観た事がない。
ただ内容はかつての『リボンの騎士』と同じ男装の麗人が王妃と信頼、恋愛、戦いの中でその人生を描くものというくらいのことは知っている。
そして、この『ベルサイユのばら』の「ベルサイユ」が「ヴェルサイユ宮殿」を意味していることくらいだった。
で、個人的な“ヴェルサイユ”ネタ。
私は「ヴェルサイユ宮殿」と聞くと、英国シンガーソングライターのアル・スチュワートを思い出す。
アル・スチュワートと言えば「イヤー・オブ・ザ・キャット」のヒットくらいしかないが、私はアルバム『タイム・パッセージ』の中の1曲の文字通り「ヴェルサイユ宮殿(The Palace Of Versailles)」が好きだった。
マイナーコード系の憂美メロと中世を思わす詞とアレンジ。
正直、地味で暗い曲調だが、日本人は絶対弱いんだ、こういう曲は。
よければ聴いてみていただきたい!
先月だったかな?
アル・スチュワートが来日公演で来ていた。
この曲を演奏するというのが解っていたら行こうと思っていたが、日本人受けするがいかんせん地味な作品だからやらないかなぁ、と思いパスした。
ところが!
全公演でこの曲を演奏したと後から知って大後悔…。
また、来日して下さい。(苦笑)