モヤモヤ ブラ 散歩~伝法院庭園一般公開と浅草リベンジ散歩(前編) | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

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不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

以前、浅草をブラ散歩したことがあるが、その時には入れなかったところがあった。
それが「伝法院庭園」である。

場所は、あの浅草寺の中にあるのだ。
雷門
雷門をくぐり、仲見世を抜けると、
仲見世
浅草寺に到着する直前、左側に開かずの門がある。
伝法院正門
これが伝法院の正門だ。
しかしながら、一般入場口は浅草寺の敷地に入り、左側へ進むとある。
伝法院入口
この入口で拝観料300円を払う。
ちなみにこの拝観料は東日本大震災義援金にあてるとのこと。
この建物でまずは浅草寺所蔵の寺宝の展示を見学。

それらを見終えると建物の外に出る。
するともうカメラを構えてる人達がいるので、何だろう?と見ると、五重塔とスカイツリーが並んで見えるのでした。
五重塔とスカイツリー
この位置を抜けると沢があり、そこの石垣を見ると記名された石垣が多数あった。
沢と石垣
記名石垣>
なるほど、こういう方法での奉納もあるんですね、ここには。
この沢を抜けると、しだれ桜が。
しだれ桜
残念ながら、もう桜の季節は過ぎていたので、その名残りが残ってる感じだった。

この桜の下を通れば、もう庭園が目の前に広がる。
伝法院庭園1
伝法院庭園2
テレビ「ブラタモリ」でタモリが「ここは非公開の秘庭と言われていて、また東京の寺には良い庭園が皆無で、いつか伝手をつくって伝法院の庭園に入り込みたかった。」と言っていたほどの庭であり、国の名勝に指定されている。
この池の周囲を周ることで、幾つも見応えのある景色を愛でれる。
この位置で池を見た自分の背後に、本院だろうか?大きな建物があるのだが、なんとそこでは無料でお茶を入れてくれるサービスが!
お茶のサービス1
お茶のサービス2
この日は初夏のような天気だったが、飲みやすい温度のお茶で美味しくいただけました。
また、お茶を飲める休憩エリアには、「石棺」が展示されていた。
石棺
これは古墳時代のもので、その頃から浅草の地に豪族が居住していた証拠となる貴重な代物だ。
そういえば「ブラタモリ」では、この池から取れた貝がらが縄文時代のものだったとも言っていた。
もう、江戸時代とかそんな昨日、一昨日の話(え?)じゃないですよ、古墳や縄文の時代のものがここにあるんですからねー。
驚き。

庭園周りを行く前に、庭園内の建物をちょっと見てみます。
庭園内部1
石棺の奥にある家屋も昔ながらのガラスを使用した戸で縁側を保護しています。
他の建物も風格を感じます。
庭園内部2
庭園内部3

さ、池の周囲を回遊しましょう。
この庭園のベストポジションとされている場所からパチリ!
伝法院庭園3
うん、いい感じじゃないでしょうか?
つい先日まで桜が満開だったのが、もう緑が映えて初夏の様相です。
伝法院庭園4
今度はスカイツリーと庭園のショット。
伝法院庭園5
確かに360度どこから見ても見栄えのする庭園でした。
伝法院庭園6


池を1周し終えたあたりに茶室が。
天祐庵
これは「天祐庵」というもので、かつて安土桃山時代にかの千利休が作った「不審庵」という茶室を模したもので、その実体を伝えているという点では最古のものだそうだ。
この庵は、残念ながら立入禁止だが、庵までの導線となる敷石の上に進入禁止を伝える置石が洒落ていた。
立入禁止の石
伝法院庭園を堪能できたので、外へ出るとする。
ちなみに伝法院庭園一般公開は5月9日までの期間限定となります。

さて、浅草だと五重塔やスカイツリーが目に付くが、昭和の子供だった私には「花やしき」の遊具の柱が印象深い。
花やしき
それでは、浅草リベンジ散歩へ行きますか!
と、言うところで、次回に続く