本日、2月29日。
そう、閏日(うるうび)です。
“閏日”とは暦上の流れと、実際に流れる月日の補正のために設けらえた日のこと。
現在の太陽暦(グレゴリア暦)では、4年に一度1日増やしその年は366日となる。
これが“閏年”。
「閏」は潤うと同義語らしい。
そして4年に1度と言えば、そうオリンピック。
閏年はオリンピック・イヤーと重なる。
それにしても、何故4年に一度閏日を設けるのか?
これは、地球が太陽の周りを一回りするのにかかる日数が、365日と約6時間だと判明しており、1年を365日にすると、毎年6時間ずつ、実際のカレンダーの流れよりずれてしまうことになる。
年6時間ですから、4年で24時間=1日だけずれるという計算。
そこで、4年に1回閏日を設けて調節することから。
それにしても、よく1年が365日と6時間だと気付いたもんだ。
昔の人の、観察力、計算力、集中力はすごいと思う。
(実際には、それでもまだほんの微妙な誤差があるようなのだが)
では何故2月に閏日を置くことにしたのか?
これは、古代ローマの暦法では、一年はマルチウス(3月)に始まりフェブルアリウス(2月)に終わる設定になっており、最後で帳尻合わせをしたことがそもそもの理由らしい。
2月だけ日数が少ないのも最後の月だかららしい。
なるほどねー。
ちなみに前回の2月29日閏日は、2014年でした。
2014年2月29日の、この駄ブログは「雪模様の東京」でした。
次回は、2020年の2月が閏日です。