雨漏り調査 | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

現在の棲家を購入して約15年。
貧乏人なので決して高い家など買えず、何とか折り合いのつく辺りのものを購入。
でも、そんなレベルの住宅ではやはり問題があり、販売・仲介と法的にやりあうことになった。
酷かったのは販売側で、法廷でも話し合いをしようと言うや、違約金を支払わないように会社を畳んだり、離婚して財産を妻へ渡していたりが判明。
結局、仲介会社からある程度の金銭で妥協し和解した。

そして9年くらい前か?
雨漏りが発生した。
前述の経緯から、販売はもちろん仲介も信用出来ず、新聞広告で見た(はず)の工務店に頼んだ。
きっと昔は大工だったんだろうという老人の営業担当が来て、親身に考えてくれた印象だったので改修を頼んだ。
しかし数年前から、また雨漏りが起き、壁面がボロボロとはがれ落ちる状況になった。
金銭面や、先に片付けておきたい事案等もあり、今年になってようやく自宅改修に動き出した。

現象は、カースペース天井からの雨漏り、壁面のはがれ、バルコニーのゆがみ、である。
何社かに診てもらったが、どこも最終的な原因ならびに手立て決定をするには、外壁をはがすしかないと言われた。
しかし、はがして問題点がみつからなかったら損なので、内部(内壁)に穴を開けて、そこから見ることにした。
やはり、結構なダメージぶりだった…。
雨漏り1
雨漏り2
内部から見える板がこれほどなら、外部側の木面はもっとひどいのは容易に想像がつく。
ひどいところは指で押すと、板を指で押すのではくまるでメレンゲに指を入れるような感触だった!

原因は、そもそもの作りが粗悪。
躯体に直接ラスカットと言う素材(=外壁)を貼っただけ。
内側に防水加工は何も無かった…。
第2に、以前やった改修工事も手抜きだった。
通常、外壁には水切りという、万一外壁内に水が浸入しても、防水紙と外壁材のわずかな隙間を伝い下に降り切ったところにほんの少しの隙間がありそこから水が逃げるようにしてあるのだが、それを埋めてしまったのだった。
改修工事の会社では、作業を写真に撮って一緒に渡してくれたのだが、今回の調査や見積もりを出してもらうために来た担当者たちが、ことごとくその写真を見て「甘い」、「もうちょっと状況を把握してやると思います」といった言葉が…。
足場もただの鉄パイプを組んでいただけの写真が残っており、これを見てみな「違法ですね。」、「これじゃ普通現場の職人が怖がって引き受けないですよ」との言葉が。
どうやら、その会社もまたそこからの仕事を貰う下請けの職人も、とりあえず仕事は受けちゃうという仕事方針のタイプのようだ。
「LIFA」というグループ会社です。
皆さんもお気を付け下さい。

さて、問題はどう修理できるのか?
費用、時間、時期はどうなのか?
年またぎで悩まなくてならない問題です。。。