モヤモヤ ブラ 航海~東京港水上散策 | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

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不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

昨日、散歩ならぬ散航(?)してきました。
はい、海上散歩といったところです。
竹芝埠頭
晴天に恵まれての航海だと思うと気分上がってきます。(笑)
東京都港湾局が催している「東京港」の無料視察船である「新東京丸」乗船に応募したのだった。
実は、7月17日に乗船する予定が、その日台風が東京を襲来し中止となり、その時点での応募予約で取れたの昨日だった。
しかしながら、ここんとこ雨天が続いていたので、この日も雨だと思っていたら、この通り良い天気に見舞われラッキーだ!
乗船場所は竹芝。
浜松町駅から「ホテルインターコンチネンタル東京ベイ」へ向かいその右端になる。
途中、ささやかな乗船場案内発見。
新東京丸のりば案内
「竹芝小型船ターミナル」が受付&乗船場となる。
竹芝小型ターミナル

そしていよいよ「新東京丸」に乗船!
新東京丸に乗船
「クルーズ!クル~~ズーッ!」などと内心喜んでいたら、このあと続けざまにモヤモヤとなっていく…。
まずはいただいたパンフレットで視察コースを確認。
周遊コース
そして席に座ったのだが、な、なんと、窓ガラスの劣化が酷い…!
日の出桟橋
もう磨りガラス越しのような眺めで…。
今回はこんなうすらボケた画像ばかりです…スミマセン。。。
ちなみに上掲画像はターミナルを出てすぐの「日の出桟橋」です。

自分は前方右側の窓ごしに座りました。
なので、進行方向右の写真が大半、あと前方の画像が殆どとなります。
前方に見えてきたのが巨大な橋。
そう「レインボーブリッジ」です。
レインボーブリッジ1
普段だと、レインボーブリッジを下から見ることなど無いのでパチリ。
レインボーブリッジ2
新東京丸もここを超えた辺りから加速し、眼下に船が進むことで出来る波も見え始める。
波
前方の窓ガラスにも波しぶきがバシャバシャ当たりだす。
続いて、右手に見えてきた巨大なクレーン。
大井コンテナ埠頭1
このクレーン、「ガントリークレーン」と言い、貨物船のコンテナの積み下ろしを行うもの。
映画「スターウォーズ2」でこんな形状のロボットいなかったっけ?(笑)
ここは「大井埠頭」でこのようなガントリークレーンがずっと続いて見える景色は近未来的に映ります。
大井コンテナ埠頭2
大井コンテナ埠頭3

大井埠頭を越えると両脇に防波堤があり、そこに2つの小さな灯台がある。
7月に「タモリ倶楽部」で紹介されタモリも入った、東京港に現存する最後の3つの灯台のうち2つである。
進行方向右に見えるのが「東京西防波堤灯台」という白い灯台。
東京西防波堤灯台
進行方向右側には「東京中央防波堤西灯台」という赤い可愛い灯台がある。
東京中央防波堤西灯台
(あ~あ、窓ガラスにピントが合っちゃってる。。。)

この防波堤を出ると港から湾に出た感じで見える海面も広くなり、またそれまでは体感として船に乗ってる感じが薄かったのだが、波を身体で感じるようになる。
などと思っていると、上空に急に飛行機が現れた。
飛行機
行き着く先は、もちろん羽田空港。
羽田空港
そのまま進むと、左先に海上からポコッと飛び出た流線型のピラミッドのようなものが見えてきた。
風の塔
「風の塔」です。
あの下に「東京湾アクアライン」が通っており、その喚起を担うために作られた人工島です。

湾内を弧を描くように取舵で進む。
前方に再び巨大な橋が見えてきた。
東京ゲートブリッジ1
「東京ゲートブリッジ」です。
東京ゲートブリッジ2
東京ゲートブリッジ3
こちらも下から見たことなど無いので(ってか、この橋自体初めて見たんだ<笑>)、パチリとやっておきます。
東京ゲートブリッジ4

この橋を超えると、「木材埠頭」、「貯木池」といったあたりで古くから材木商がいた辺り。
なのでこのエリアの陸地は、そう「新木場」エリアとなります。
この貯木地域にも、「タモリ倶楽部」で紹介したもう1つの灯台がある。
東京木材投下泊地防波堤灯台
「東京木材投下泊地防波堤灯台」である。

さらに進むと見えてきたのは「フェリー埠頭」。
フェリー埠頭
船体横に「商船三井フェリー」と見えます。
その先に、再びガントリークレーン群が見えてきました。
青海コンテナ埠頭1
こちらは「青海埠頭」。
ちょうど、先の「大井埠頭」の対岸に位置するところにある。
青海コンテナ埠頭2
青海コンテナ埠頭3
緑の貨物船には相当数のコンテナが積まれ、ガントリークレーンの下半分以上が見えない。
さらに進むと「船の科学館」が見える。
船の科学館
画像右側に見えるオレンジ色の船は南極観測船の「宗谷」です。
宗谷
どんどん進み、進行方向左側に立ち入り禁止の「第6台場」の石垣が見えた。
第6台場
進行方向右側には「第3台場」がある。
第3台場
こちらは立ち入り可能。
その先にまたガントリークレーン?と思いきやただの長~いクレーンでした。
「築地市場」に代わり新たな市場となる「豊洲市場」の建築現場です。
豊洲市場
続いて見えたのは「晴海埠頭」。
晴海埠頭
昔は「埠頭」と言えば「晴海」、船が出ると言えば「晴海」でしたね。
続いては、その役目を終える「築地市場」の辺りなのですが、
築地市場
よく判らんな…。(苦笑)

そろそろ海上見学も終了。
帰港
ちなみに正面の高いビルが「ホテルインターコンチネンタル東京ベイ」。
と、ここで、いきなりどしゃぶり雨が。
どしゃぶり1
窓ガラスの水滴は波しぶきではありません。
縦に流れる線がお判りいただけるでしょうか?
船は格納場所に戻らなければならないので、とりあえず皆船から降ります。
が、降りたらもうゲリラ豪雨並みの降雨…。
どしゃぶり2
ドックを留める黒い支柱にその雨の強さが見れるかと…。
乗り合わせた方は皆、傘や雨具を用意していて、ドックからターミナルまでの短い距離を雨を凌いで戻るものの、私は完全に無防備。。。
係りの人も私が戻らないと乗り場を施錠できないので、ずっと待っていてくれる。
(あと、お二人雨具を手に持ってるのにずっと残ってるご夫婦がいるが…。)
モヤモヤな時間だけが流れ、そして新東京丸は去ってゆく。
新東京丸後方
結局10分近く待って雨脚が弱まった時にダッシュでターミナルへと駆け込む。

いやいや、いい感じになりそうと思いきや、モヤモヤな感じになっていった水上散策でした。(笑)
ちなみに、「新東京丸」乗船に関してはこちらのサイトから確認・応募予約できます。