R&R王生誕の日! | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

毎年ながら年末年始は、特番もレギュラー放送も含めテレビ番組を録画して、時間のある時にチョロチョロ観ています。
今日も幾つか留守録番組を観ていた。
そんな中のひとつ、一昨日放送の『ベストヒットU.S.A』は、「タイムマシーン」スペシャルで過去のヒット曲のビデオを放送していた。
80年代~90年代のビデオかと思いきや、なんと1950年~60年代の作品ばかりで、ビートルズを始め、フランク・シナトラやアンディ・ウィリアムスあたりまで紹介。
2015年に、思い切った選曲をしていました!(笑)

その中で唯一2曲紹介していたのがエルヴィス・プレスリー
若きロックンローラー時代の“監獄ロック”と、除隊後のエンタメ・スター路線の“ロッカ・フラ・ベイビー”。
番組内ではゲストのZEEBRAとの会話で、パーソナリティーの小林克也氏が“ロッカ・フラ・ベイビー”を歌う映画『ブルーハワイ』を観て「プレスリーが宝塚みたいになっちゃった…でもこれはハワイアンだから許そうと思った」とか、“監獄ロック”を「これがハードロック第1号だと、僕は思ってるんです。」と言うと、ZEEBRAも大きく頷く。
それは演奏自体よりも、50年代に「監獄」という犯罪に関する曲を送り出したというところにこそ「ハードロック」精神を見出してるよう。

ハードロック第1号…これは人によって解釈が違うので難しいところです。
レッド・ツェッペリンという人もいれば、ザ・フーだ、キンクスだ、etc…、挙げればキリが無い。
でも、音楽好きの間でよく出るのはビートルズの“カム・トゥゲザー”かな?
そのビートルズもティーンの頃はみなエルヴィスとロックンロールの洗礼を受けて、音楽に没頭していった。
番組で小林克也氏は「ビートルズがカバー演奏などしても、絶対にしなかったのがエルヴィス・プレスリーだった」と申しておりました。
理由は、「やってしまうと自分たちが2流だと判ってしまう」とのこと。
これは、ビートルズがまだデビューして何年も経っていない頃の話だとは思うが、彼ら自身当時はエルヴィスのような歌や、ロックンロールに到っていないんだと自覚していたのでしょう。

そんなキング・オブ・ロックンロールのエルヴィス・プレスリーは実は本日1月8日が誕生日!
生きていればジャスト80歳、傘寿ですよ。
どんな80歳になっていたんだろう?
エルヴィスのバースデイを記念して、その“監獄ロック”を。


生誕80年を機に、今月28日にはiTuneで80歳記念の作品まで出るとのこと。
iTunes Storeでは、エルヴィスが1960-1965年に発表されたアルバム15作品、全180曲を収録した『The Complete '60s Albums Collection Vol. 1』を1月28日に発売。
収録されているアルバムは『エルヴィス・イズ・バック』、『G.I.ブルース』、『心のふるさと』、『歌の贈りもの』、『ブルー・ハワイ』、『ポット・ラック』、『ガール!ガール!ガール!』、『ヤング・ヤング・パレード』、『エルヴィスのゴールデン・レコード第3集』、『アカプルコの海』、『キッスン・カズン』、『青春のカーニバル』、『フロリダ万才』、『メンフィス・テネシー』、『ハレム万才』の全15作品で、すべてMastered for iTunes仕様となっている、そうです。
エルヴィス80th
EPやLPというレコードの時代から、CDやMDといったデジタル・ディスク時代も過ぎ、iTuneでエルヴィスの曲を聴く時代になったんすねー。

松の内も取れたことだし、エルヴィス聴いてロックロールのように疾走して1月を始めるのも有りでしょう!!