まあ、深夜にアニメやこの手のドラマが放送されてることなど、現在では珍しくない。
ただ…、何か言葉が妙な気がした。
日本語なのだが、どこかイントネーションが違うし、時折日本語のドラマなのに日本語のテロップが入る!

どうやら、沖縄のご当地ヒーローもののようです。
登場する人間も怪物も、喋るイントネーションやテンポが漫才の“スリムクラブ”の真栄田賢のようなのだ。
しかしながら、戦闘シーンのクォリティーは高く、アクションやCG、それにコスチュームもなかなか。


ただ、沖縄ローカルという部分に重きを置いているのか、どうやら野菜や畑を荒らす悪者とそれを阻止する正義のヒーローたちの話のようだ。(笑)
で、調べたところこのドラマは「ハルサーエイカー」という沖縄放送制作の変身ヒーローものでした。
沖縄では(いやきっと沖縄以外でも)人気が高かったのでしょう。
パート2まで作られていました。
ストーリーは、自然や食物を粗末にする人間たちを懲らしめるために永遠の不作を沖縄にもたらす悪者に、人間の愚行を改めより良い世界に出来るはずと立ち上がったのがハルサーエイカーだそうです。
面白いのは、先の沖縄弁全開、畑や野菜を守る、主人公は女性でヒーローではなくヒロイン、などの設定ながら、現在の「仮面ライダー」シリーズのようなテイストの質で作られている作品クォリティー。
でもでも、ところどころどこか“すっとぼけた”間がありクスっと来る。
いやいや、ちょっと目からウロコ状態に。
こういう地方性を前面に出しながらも、高質なコンテンツってなかなか無いのでは?
今後、全ての地方において、こういったチャンスはあるのではないか?
政治家や国の役人は「地方活性化」は口だけですから、変身ものでなくとも、ドラマでなくとも、地方発で魅せるものがどんどん生まれてきたらいいですね!