DOLBY ATMOS特別試写~「トランスフォーマー/ロストエイジ」 | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

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不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

本日、久々に映画試写に。
通常試写とは違う“DOLBY ATOMS 特別試写会”で、作品は「トランスフォーマー/ロストエイジ」。
トランスフォーマー ロストエイジ
3D映像試写でもある。

“ドルビー・アトモス”とは、最新式のシアター・サウンド・システムで、その特長を、
1、パワフルでドラマチックな新しいシネマサウンドのリスニング体験を提供
2、映画館内で音を移動させることにより、「動き」の効果を創出
3、ストーリーに完全に一致した、現実さながらの自然な音響を再現
4、これまで以上に極めてリアルな効果を実現するため、オーバーヘッドスピーカーを追加
5、どのようなシステム・セットアップの映画館でも、制作者の本来の意図を表現可能
6、すべてのシーンで、よりリアルに、より大きなインパクトを伝えるため、最大64本のスピーカーの駆動が可能
と、説明しています。
どんなんでしょ?楽しみ。(笑)
今回は、映画配給会社主催の試写会というより、ドルビー主催の試写会なのか?
専用に受付を設置し、ご丁寧にドリンクチケットまでくれた!
時間になり上映劇場に入ると、左右後ろの壁にいくつものスピーカーがあるほかに、天井2列に計18個のスピーカーが付いている。
DOLBY ATMOS スピーカー?
上掲画像の緑に光っているのが、天井部のスピーカーです。

そして、ドルビーの偉い方であろう人物が上映開始の挨拶を合図に試写が始まる。
本編前に流した、3D&DOLBY ATMOS用の短い映像が、映像と音響ともに凄さが判って良かった。
さてさて、「トランスフォーマー/ロストエイジ」ですが、3時間近い大作。
昨今の映画(特にSFやサスペンスもの)は、後半になるとストーリーがやっつけのような展開になるのが常。
まさに、この作品もそうだった。
なんで、「こんなラッキーがおきんねん!」とか「急に新たな味方が、あたかも必然のように登場すんねん!」とか「もうちょっと人物関係判り易く伝えんかい!」とか、突っ込みたくなる事は色々あるのだが、映像の迫力が勝っているので、「ま、いっか…」となってしまう。(苦笑)
以前「パシフィック・リム」「マン・オブ・スティール」の試写を観た時も思ったが、映像の凄さが多少の粗をカバーしてしまうほど!
「よくこんな映像を作るなー」と、とりわけ先日最初の「ゴジラ」を観たばかりなので、なおさらそう思い、感心してしまう。
音響のドルビー・アトモスだが、最近は映画館で映画を観る機会がほぼ無いので、普段の映画館の音響がどうであったか、しっかりと思い出せるわけではないので、あまりきちんとしたことは言えないが、そうですねぇ、5段階評価の「4」という感じでしょうか?
冒頭のシーンで、もう「3D映像」と「ドルビー・アトモス音響」の凄さを感じさせてくれる。
とくに音が前から、右に、後ろに、左にと音が回る感じも自然かつ迫力がある。
(と言っても、自分の座った席は一番後ろの列だったので、正確に言えば「前」~「左」~「上」~「右」と音は駆け抜けたが…)
臨場感、音域、が良いと思えた。
映画が進むに連れ、慣れてしまうところもあったが、前述のように冒頭のシーンで充分楽しめた。

最近は、匂いや振動も映画の進行とリンクして場内でも表現する作品/システムもあるそうだ。
私も、映画はテレビ放送になった時に観りゃいいか、と思いがちになってきてるが、劇場でなければ体感できない「迫力」があるなら、劇場へ足を運んでみたいかな、と思えてくる。
本作「トランスフォーマー/ロストエイジ」は8月8日から全国ロードショー。
なお、“ドルビー・アトモス”システムは一部の劇場でしか対応していないとのこと。
ちなみ本日の試写は「TOHOシネマズ日本橋」の“シアター8”でした。