そしたら、なんと決勝戦まで進出!
サッカー・ワールドカップの日本初戦の日に、サッカー放送を観ずに神宮まで行く。(世間からは非国民と呼ばれるだろう…)
でも、元来サッカーより野球派なので、私。
今回、東京六大学野球で懲りた「応援席」での観戦。
W杯を観ず、応援席で観戦なんて、なんて母校愛に溢れているのだろう…なんて事はなく、今月予期せぬ出費の連続で懐が危険なのが一番の理由。(苦笑)
元々、帰属愛精神に欠けてる性格でして…。
それでも炎天下の中、出身大学応援にいく健気なおっさん、てことで。(笑)
以前、東京六大学の応援席での初観戦時に「撮影禁止」、「売り子さんからものは売ってもらえない」を勉強したので、事前にビールを3缶買って、場内でも比較的前方で観戦。(撮影はネットがあると自動ピントが合わないので。)

座って、買ってきたビール1本目をプシュッと開けるや、ビール売り子さんたちがどんどん売りに来るではないか!
私の後ろの席のマダムは一眼レフ・カメラを首から提げて、あちこち動いて撮影しまくっているではないか!
あらら、厳しいのは「東京六大学」(或いは法政大学)だったのね…。
で、周囲を見回すとみな紙製の即席メガホンを手にしている。
あれ?私が入場した際にそんなものを配布していなかったが…。
入場口まで行くと、ゲートの外、自分が歩いてきた方向と逆側に机を置いてその上にメガホンが重ねてあった。
入場口係員に「メガホン貰いに行って大丈夫ですか?」と訊いたところ承諾いただき、メガホン貰って再入場。

そしていよいよ試合開始。
本日は、決勝戦は神奈川大学vs東海大学の顔合わせ。

神大は、初の決勝進出。
東海は13年前に優勝を果たしている。
さあ、どうなるか?!
神大は救世主とも言える濱口投手がやはり先発。

(やっぱり、ネットがあるとピントが合わない…)
東海大は、吉田投手が先発。

試合開始から前半はお互い、得点に結びつくこともなく、地味な緊迫がひたすら続く。
なんか応援合戦のほうが目立つほど。
(両校とも、応援団やチアガールはおらず、東海大はベンチ入りを果たせなかった部員が、エグザイル等の踊りを取り入れたパフォーマンスで頑張る。対する神奈川大もそうなのかな?紺のポロシャツを纏った一群が応援部隊として声を出していた。)
動きがあったのは5回表、東海大の攻撃時。
3番の大城卓がタイムリーを放ち、まず1点を先制。
その後再び、ともに沈黙のまま試合が経過したが、7回表東海大攻撃時にランナーが出て、再び大城卓選手がタイムリーを放ち2点目を挙げる。
そして、この大城くんの2打点がこの試合の全ての打点となってしまった。
神奈川大学は、濱口投手が完投し頑張るも、打線が振るわずに、東海大に零封負けを喫する。

なんか、あっけなく試合が進んだ印象。
とにかく、試合は終わった。

これで東海大学は、13年ぶり4回目の優勝を「全日本大学野球選手権」で果たした。

東海大学の皆さん、おめでとうございます!