それも、パスタ専門店のとかでなく、昔ながらの喫茶店や洋食屋のナポリタン。
そこで向かったのが神保町の老舗、喫茶&食事の店「さぼうる」。
到着し、「さあ、入ろう!」と一歩踏み出そうとしたその時、2人組が私を追い越すように入っていった。
その瞬間、「もし、この2人の後に入ったことで“満席です。”などと言われたら嫌だなぁ」と思い、クルッと向きを変えて隣接の「さぼうる2」に急遽入る。(笑)

昔ながらの雰囲気が落ち着きます。
周囲を見回すと、もうほとんどの人がナポリタンを食しておりました。
そして、出てきたナポリタン・セット!

なんだろう、この至福感は。(笑)
だいのおっさんながら、時々ケチャップものの料理、ナポリタンやオムライスなどが無性に食べたくなる時がある。
おそらくノスタルジィから来るものだと思うのだが。
そう、ナポリタンとかどこで食べても味の振れ幅があまりないと言うのもあるが、それ以上にノスタルジィを味わうのだろう。
だから、普通の喫茶店や場末の洋食屋だったりしたシチュエーションで食べたくなる。
今の50代くらいまでは、ナポリタン、オムライス、ハンバーグと言った幼少期に人気のあった洋食の代表格は、たまに食べたくなることってあると思うんですけどねぇ。
多分、幼少期にデパートの最上階の食堂で食べた「お子様ランチ」の旗を立てる土台がケチャップで炒めたライスだったので、そのイメージが記憶の奥深いところに残っているのでは、と思う。
定食やお弁当のつけ合わせにちょっとしたスパゲティをケチャップで炒めたやつが付いていると、若干テンション上がります。(笑)
でも、たいがい味が薄い…。(苦笑)
「さぼうる2」のナポリタン・セット¥850也。