ガキの時分より、ボクシングよりもプロレス、サッカーよりも野球の方が好きなので、生まれて初めてのサッカー観戦。
しかも女子サッカー。
そもそもサッカーは国際試合しか見ない性質。
なので、女子サッカーだってあるのは知っていたけど、女子W杯で優勝するほど実力があったなんて、あのワールドカップで初めて知った。
ただ、あれをきっかけに女子サッカーの国際試合をテレビで観戦したら、男子よりもやれることをきちんとやっているし小気味よいプレイが多く、なでしこのサッカーの方が好きになった。
なので、本当は女子サッカーの国際試合を観たいと思っていたが、なかなかスケジュールや会場の問題で行けずじまい。
そこで、国内試合でも一度は観ておくかという思いに至った。
そうなると、やはり「なでしこジャパン」の顔である、澤穂希選手と川澄奈穂美選手を擁するINAC神戸レオネッサの試合がいいだろうと、INACが東京で行なう試合を待っていた。
そしてそれが今日の試合で、前売りチケットも買っていた。
雨嫌いな私は朝から、行きたくない度40%、行きたい度10%、あとの50%は行かないとなぁ、と言うなまじ前売りチケットを買ってしまった念からのものであった。
試合は午前11:30スタート。
11時前には会場である「味の素スタジアム」に到着。

(味の素スタジアムは、一度だけSMAPのコンサートで来たが、その時もやたら寒く、耐え切れずにアンコール途中で帰ったのを思い出した。)
場内に入ると、ホームチームである日テレベレーザのタオルなどを無料配布していた、INAC目当ての私は、さすがに貰えないなぁと思っていたら、その横で人形焼きを配っていたのでそちらを貰う。(笑)

(帰宅後気付いたのだが、人形焼とクッキーがセットになっていた。)
まだ雨は止まない。
味の素スタジアムは、ちょっとだけ屋根が張り出しているので、25列目以降は雨に濡れないようだ。


寒いにもかかわらず、ビールを購入。
さすがに寒いので、暖かいトマトのもつ煮も購入する。

寒いのに午前から、ビールともつ煮。(笑)
そしてスターティング・メンバーの発表。
INAC神戸から。

そして控え選手も。

INACは、澤、川澄は先発で、次世代なでしことして注目の田中陽子、京川舞は控え。

ベレーザは、なでしこジャパンメンバーの阪口夢穂選手、岩清水梓選手らが先発。
いよいよ試合開始!
しかし、開始1分ほどで澤がベレーザ木龍選手(だと思う)と接触し、地面に倒れ動けなくなる状態に。
澤選手が、あまりわざと倒れこむようなことはしないイメージがあるのでちょっと心配。

幸いに何事も無く、試合続行。
やはり、この澤選手、そして川澄選手は、冷静で動きを読んで、他選手に指示し、自分でもボールを持つ、この3つをしっかりやっている。
これって、実はなかなか出来ないと思う。(特に男子サッカーを見ると)

川澄選手も実際に見ると風格のようなものを感じました。
で、対するベレーザで目を引いたのが原菜摘子選手というMF。

華奢な身体つきながら、気がつくといいポジションにいて、この選手が絡むと展開が変わっていく。
ルックスも今時のかわいい子って感じなので、今後人気出るんじゃないかな?

INACで同じようにいいところでキーとなっていたのが、中島依美選手。

そして、この原、中島の接戦からこの日、初のそして唯一の得点に繋がる。
前半23分、この接戦から原選手が木龍選手にパスするやゴールに繋がった。

このまま前半は終了。
休憩中に、昼飯と寒いので暖かいものでも買おうかと移動。
購入したのは、「味豚ドン」と芋焼酎「鉄幹」のお湯割り。

後半が開始されるも、どちらもいい攻守で動きがない。
20分ほど後半戦が過ぎたところで、INACは田中陽子選手が南山選手と交代で出場。

しかしながら、ともに攻守いいバランスのまま、試合終了。
結局、前半のベレーザの1点が唯一の得点となり、1-0で日テレベレーザの勝利!
この日が、ベレーザのホーム最終戦とのことで、試合後に選手がファンに挨拶をしていた。

結局、雨の中、最後まで試合を観た。
そして、スタジアムを出ると雨が止み、西の空は日差しが出始めだしていた…。(まったく!)
つい、東側を見ると、そこには1964年の「東京オリンピック」マラソン競技の折り返し地点を示す案内板が…。
