和酒BAR「庫裏」 | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

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不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

もう日にちも結構経ってしまったが、「マン・オブ・スティール」試写会の後に行ったお店が良かった。

一緒に行った知人が日本酒党なので、会場のある有楽町近辺で日本酒にこだわりのある店をネットで探すと幾つか見つけられた。
その中で選んだのが “和酒BAR「庫裏」”
新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。-庫裏
庫裏と書いて“くり”と読みます。
こちらは、日本酒をはじめ“日本で作ったお酒”のみを出すお店。
したがって「和酒BAR」と銘打っている。
和酒と言う言葉の印象からすると、日本酒、焼酎、梅酒、くらいのイメージかと思うが、地ビール、地ワイン(?)、地ラム(?!)、等、洋酒の範疇でも国産のこだわりの酒類も取り揃えている。
そうなると、何を頼んで良いか迷う。
とても暑い日だったし、店に行くのに曲がり角を間違え、ちょっと歩いてしまったので、本当ならビールを頼みたいところだが、やはりここは日本酒をトライしようと試みる。
とは言え、日本酒に詳しいわけではないし、時期により取り扱う酒も違うだろう。
そこで、60mlx6杯のコースが3コースあり、その中から「色々コース」をオーダー。
新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。-色々コースメニュー
この「色々コース」の他に「辛口コース」、「旨口コース」があり、どのコースも¥2,000で、1杯あたり¥333ほどでトータルの量的にもお手ごろ。
知人は「旨口コース」を頼んでいた。

この日私が頼んだ「色々コース」は以下の通り。
1、白露垂珠 夕涼み 純米吟醸生詰(山形)
2、尾瀬の雪どけ 吟醸(群馬)
3、ちえびじん ひとめぼれ 純米生詰(大分)
4、八海山 特別純米原酒(新潟)
5、澤の井 立春熟成 純米吟醸生(東京)
6、月山 特別純米生原酒(島根)
最初に出た「白露垂珠 夕涼み」は、ビールを飲みたい口に見事に合うさっぱりとして、キュッと入ってく酒で大正解でした!!
いや、美味かった。
最近では、日本酒再考や、海外の方が人気が高かったり、ワインのように飲める日本酒の人気、などもあり、瓶のラベル等ビジュアルからしても、色々と試行錯誤しているのが日本酒業界。
この「庫裏」のマスターもお若いながら、日本酒をよく研究されていて、各地酒蔵の社長さんからビジュアルの相談も受けるようだ。
新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。-日本酒
自分が飲んだ中から、おしゃれなパッケージの「ちえびじん」と、昔ながらのパッケージの「八海山」。

マスターは本来は料理人だったので、ここのおつまみも美味しいです。
日本のお酒の話や、料理との相性とのポイントなど、非常に興味深い話を判りやすく語って下さり、「なるほどねー!」のリアクションが多数出てしまいました。(笑)

今日から9月で、いよいよ秋に突入。
秋の夜長を、こだわりの「日本のお酒」で楽しむのも、風情があって良いのでは?と思います。
銀座、有楽町、日比谷方面へ行くことがあれば是非。
ちなみに、姉妹店が新橋にもあるとのことです。